雑魚一匹 ジャコバン西田「お前がすべて」ギター弾き語り

https://youtu.be/JBpl-ecTvqk

4月の曲より。


お前がすべて
作詞作曲 ジャコバン西田
 
俺たちはかなりイケていた 交わす言葉も 笑うところも
街を歩くことが好きだった 過ぎ行く人が振り返っても
 
身に着けるものがイケていた 誰もそんなの着てないのに
スケッチブックを抱えていた モスバーガーの前の空き地で
 
仲良くなればなるほど 深く深く知りたくなる
それがこんなことになるなんて なるようにしか ならないけど
 
もどかしいのはその世界が壊れる音を聞きながら
車を出すこともできないなんて
嘘でもいいから言えばよかった
お前がすべてだと
 
俺たちはかなりイケていた 二人の間の この感じで
どこまでも先へいける気がした モラトリアムの背中の羽で
 
口をつけては散らかした 何度言っても ねずみみたいに
直らないところが好きだった ひとりになって 掃除をしても
 
仲良くなればなるほど 深く深く憎しみあう
多分こんな風にできていた なるようにしか ならないけど
 
もどかしいのはその世界が崩れる音を聞きながら
メールを打つこともできないなんて
嘘でもいいなら言えばよかった
お前がすべてだと
 
もどかしいのはその世界が壊れる音を聞きながら
その理由がこの俺になるなんて
嘘でもいいから言えばよかった 
お前がすべてだと
嘘になろうとも言えばよかった
お前がすべてだと
 
 
(2006年頃作)
 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?