ジャックジャックのデッキ備忘録⑰~帝とシンクロで突破力アップ!古狸三太夫ビート~
ご挨拶
どうも皆様、ジャックジャックです。
約1年ぶりのnote更新、お久し振りです。
近頃はnoteではなくYouTubeに手を出し始めていましたが、最近、遊戯王ブログナビというサイトがデュエルリンクスの記事を取り扱うようになったという話を耳にしたので、虫のいいことに戻ってきました。
乗るしかない。このビッグウェーブに。
去年と比べてリンクスブログ事情も様相が変わっており、環境考察や大会まとめといった記事も見られますが、私は変わらずデッキ紹介を中心にしていきます。
装い新たに…というわけではないですが、以前から閲覧していただいている方も新規の方も楽しんでもらえると幸いです!
今回のテーマは新弾で登場したNo.64 古狸三太夫を主軸にした獣族ビートダウンデッキです!
採用カード、戦い方を早速解説していきましょう。
カード紹介~メインギミック~
最初はデッキの半数以上を占める獣族関連のカードを紹介します。
デッキの中核を担うエースカード。
今回のデッキコンセプトは、三太夫の効果で特殊召喚され
る影武者狸トークンを使い、常に戦闘で有利に立つことにあります。
三太夫の効果だけを見ると?なコンセプトですが、デュエルリンクスにはスキルが存在し、絆の力!で攻撃を上昇させることが出来ます。
例えば、青眼の攻撃力をコピーした攻撃力3000の影武者狸トークンにスキルを使用することで、コピー元よりも攻撃力が高い3100~3300となり、魔法罠が絡まない殴り合いでは必ず戦闘破壊出来ます。
また、2つ目の効果は2体の三太夫が並んだ時に効果を発揮し、相互に効果が働いて絶対に破壊出来ない三太夫の構えが出来上がります。
先行では2体の三太夫で疑似ロック、後攻では戦闘に強い影武者狸トークンを使って攻めるという攻守に渡った活躍が見込めます。
上記の性能の高さがゆえに、エクシーズ素材は獣族2体という制約が付きまといますが、それをクリアするためのパワーカードが存在します。
このカード1枚から三太夫のエクシーズ召喚が可能です。
とどのつまり、皆大好き1枚初動です。
このカードを使用するために、デッキは低レベルの獣族モンスターを中心に構築しています。
効果は読んで字のごとくであり、このカード単体では語ることも少ないので、後述の戦い方やこのカードでリクルートする獣族の解説を見て詳しくしていきたいと思います。
ちなみに、収録パックのランド・オブ・タイタンズはサービス開始1年目のパックであり、このカードを持っている時点で中々の古参デュエリストです。
レベル2獣族で筆頭となるのはチューナーでもあるこのカード。
魔獣の懐柔が強いと言えどデッキには3枚しかないため、引けない時でもある程度戦える必要はあります。
ケルベラルの特殊召喚のための手札を捨てるギミックを複数採用しつつ、チューナーの利点を生かしてシンクロ召喚でも戦うサブギミックのために3枚の投入としています。
懐柔が引けている時、サブプランで戦っている時の双方でメインとなるシンクロモンスターです。
獣族ゆえに懐柔の制約に引っ掛からず、打点不足は影武者狸トークンで補う点がデッキとシナジーを発揮します。
手札の枚数が同じ時に効果を発動するというトリッキーで扱いがかなり難しいモンスターとなりますが、その分わかっていない相手のキーカードを尽く潰す初見殺し性能は抜群です。
とはいえ、初見殺しはアテにせず、能動的な使い方としては手札コントロールがしやすく、ユニコールの召喚は直接妨害してこない手札誘発潰しが主となります。
例①:よく見かける手札誘発
クリボール、カイトロイド、テンパランス、大霊谷響等
→これらは手札から捨てられた後に発動する効果のため、ユニコールで無効にしたい時は「相手の手札の枚数-1」となるように手札を調節してバトルフェイズに入ります。
※正確には大霊谷響のみ、自身以外の妖仙獣モンスターを捨てて発動する効果ですが、結果として-1になるのでクリボールらと変わりません。
例②:特殊な誘発
BKベイル
→ベイルは手札からそのまま出てこようとするので、こちらのケアの場合は相手と手札の枚数を合わせて攻撃してください。
上記は妨害魔法・罠にも同じことがゆえ、因果やサンブレ警戒は例①、月の書や弩弓警戒は例②を意識します。
伏せカード読みは難度が高いですが、初めの内はデッキタイプでアテをつけるとよいと思います。
青眼等→因果のような手札捨て妨害が多いので例①
ハーピィや不知火等→単体の妨害カードが多いので例②
この2枚はセット運用が基本なので合わせて紹介します。
フェニィは新弾で三太夫とともに登場した獣族であり、メルフィー共通の手札に絡んだ効果を2つ持っています。
ちなみに、②の効果はフィールドに遊びに来ているのであり、①の効果は相手モンスターにビックリして逃げているのだそうです。可愛いですね。
可愛いですが単体では使いにくいのもまた事実。
相手ターン中に手札に戻ることでユニコールコントロールの補助をしたり、カラントーサとのチェンジであちらの効果発動を狙ったりと他のカードとのコンボが使い方となります。
フェニィの効果は獣族モンスターの効果なので、貴重な相手ターン妨害としてカードを破壊してくれます。
このカードはケルベラルとセットで三太夫やユニコールに繋げられる利点もありますが、攻撃力の高さが一番の魅力として採用しています。
仮に相手フィールドがガラ空きの場合、懐柔1枚を使うことでノズチ+獣族2体→ノズチ(ATK1200)+三太夫(ATK1000)+影武者狸トークン(ATK1200)+絆の力!(ATK300×3)=ATK4300となってワンキルに届きます。
そんな都合よくガラ空きの盤面なんて…とお思いの方はもう少し先に進んでもらえると理由がわかります。
カード紹介~サブギミック~
ここまで獣族を中心に紹介してきましたが、ここでデッキの問題点を1つ。
それは全体的にパワー不足であり除去不足なことです。
特に懐柔が引けないパターンが厳しく、低レベルの獣族を罠で介護してもモタモタしている内に押し切られます。
三太夫に繋がった場合でも、三太夫自身の低攻撃力と最大300の戦闘ダメージしか与えられない影武者狸トークンではライフを削りきれないことが多々あります。
そこで、獣族以外から相性がいいカードをピックアップし、後攻ワンキルにも使えるサブウェポンのカード2枚から紹介します。
アドバンス召喚成功時の除外効果で相手モンスターを吹き飛ばし、高い攻撃力の影武者狸トークンのダイレクトアタックを可能とします。
懐柔は通常召喚の制約は何も発生しないので、特殊召喚した獣族を下敷きにアドバンス召喚が可能です。
他にもサンブレで出したケルベラル、チェンジ後生き残ったカラントーサ、ノズチに影武者狸トークンと下敷きとなるモンスターは豊富に用意出来ます。
こちらはケルベラルとの相性が抜群で、このカードとケルベラルを特殊召喚してレベル7シンクロをしていきます。
この特殊召喚は手札が続く限り何度でも行うことができ、環境ではハーピィSCのバウンスを意に介しません。
(トリッキーがバウンスされれば再度特殊召喚すればよく、ケルベラルがバウンスされれば余っている召喚権を使って通常召喚)
シンクロ以外にも自身やケルベラルがガイウスの下敷きになり、ケルベラルを下敷きにした時は合計4400打点+1除去つきとなります。
トリッキー+ケルベラルで出せるシンクロ中では最大級の除去を誇り、盤面を一掃した後はノズチのところで解説した通り魔獣の懐柔1枚からワンキルが可能です。
相手だけでなく自分のモンスターも一掃してくれるところが盤面の狭いリンクスでは助かります。
もう1体の7シンクロは、魔法使い族であるトリッキーの利点を生かしたこのカードです。
ブラロをキメてもどうにもならない盤面時の戦闘に使用します。
ここからはモンスターをサポートするために採用した魔法・罠の紹介です。
エネコンはガイウス等と同じくワンキル補助であり、奪ったモンスターとそれをコピーした影武者狸トークンの攻撃でキルを取りやすくします。
手札から打てる速攻魔法という点も見逃せず、相手の何かしらの効果にチェーンして打てば手札が-1枚になるので、ユニコールの効果を不意打ちで決められます。
エネコンと同じく、不意に手札を減らしてユニコールの効果に繋げられるカードです。
ケルベラルとの相性もよく、除去をしつつ壁モンスターを用意出来ます。
因果切断よりはバック除去にもなるこちらがオススメ。
単純に除去のため、というよりは邪魔な自分フィールドのモンスターをどかして後引きの懐柔のための場を開けるのに使います。
墓地蘇生が出来るエヴァリーとの相性も良好。
カード紹介~不採用にした他の候補カード~
相手ターン中にカラントーサをリクルート出来ますが、リバース効果が遅いので没。
お前は物部になれなかったんだ。
ケルベラルを捨てたら一気にレベル2の獣を3体並べられるのは悪くありません。
ただ、一度獣を墓地に送る必要が出てくるので、ステータスが高く速効性のあるノヅチを優先しました。
攻撃力はノヅチと同じでワンキル要員として強いです。
効果の発動は手札からの素出しした場合のみとはいえ、ユニコールを3300打点にすれば影武者狸トークンの強化も狙えるのは魅力です。
今回は単純に枠の関係で入れなかっただけなので十分使えると思います。
7シンクロ枠。
先行でトリッキーケルベラルが揃った時の守りを重視するならばこちらを採用してください。
エヴァリーはバウンス、除外、墓地に送られたターン中にワンキルが多いので、守り面はアテになりません。
このカードに関しては使いたい盤面がまったくわからなかったので抜けました。
上手な使い方を知っている人がいればアドバイス頂きたいです。
エネコンと同じく、バトルフェイズに手札を減らしてユニコールの効果を不意打ち出来ます。
特に禁じられた聖杯は攻撃力が上がるので、ワンキルを取りやすくなるところがグッド。
対戦動画
実際のデュエルに関しては百聞一見にしかずということで、YouTubeに動画をアップしています。
是非ご覧ください!
デッキの特徴
強み
・影武者狸トークンにより、相手の高打点を突破出来ずに膠着することがない。
・魔獣の懐柔のパワー。1枚初動があるテーマは強い(KONAMI感
・ユニコールにより、防ぎづらい手札誘発を捌ける。
・デッキの伸び代、幅がある。今回は不採用にしたカードを採用して構築を変えたり、今後カラントーサをリクルート出来るメルフィーが登場した時の強化が期待したり出来る。デッキの研究が好きな人にはオススメ。
弱み
・妨害に弱い。特に底なしは懐柔で出した全員が裏返ってしまうので最悪。
・懐柔なし時のパワーの低さ。サブプランを用意しているものの、押し切られがち。
・魔獣の懐柔の入手難易度。無課金微課金が手に入れるにはランド・オブ・タイタンズには弱いカードしかない。
総括
というわけで、note復帰第1弾は三太夫デッキの紹介でした。
文字だと饒舌になる私にとっては、詳しく書けるブログの方が合っている気がしてきました。
もっとも、YouTubeもブログに対応した対戦動画をアップしていこうと思うので、興味を持っていただけた方は両方応援宜しくお願いします!
余談ですが、このnoteや動画を用意している間にデュエルカーニバルの獣族ピックアップが最終日になりました。
明日のは日中はもちろん仕事。
1戦も出来ていないですが対戦ありがとうございました。
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