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ジャックジャックのデッキ備忘録⑪~世界22005位!帝王流シンクロ次元デッキ~

ご挨拶

どうも皆様。ジャックジャックです。
KCカップお疲れ様でした。今回の下馬評ではBFがヤバイと持て囃されていたようですが、実際はアレイスター・岩戸・カイトロイド環境だったようですね。
私も最初の数戦はBFを使った(KCセールでシムーンが揃ったので)のですが、先行弱いわ事故るわ妨害されたら即死するわで散々な目に遭ったため、すぐに見切りをつけてしまいました。
いくら強いと言われていても、使い慣れてもいないデッキを適当に回すだけでは通用しないということが身に染みました。お前一体何年目だよ。
仕方なく上位を目指すことは早々に諦め、第2回記事でやったような環境外デッキで乗り込む方へとシフトしました。

あ、予選突破に使ったのは堕天使です。

シンクロ帝王

今回使ったデッキは、最新パックの冥帝エレボスを主軸とした帝王デッキです。
帝といえば、アドバンス召喚に特化したテーマではありますが、現状リンクスではサポートカードが貧弱なため、今回はアドバンス召喚だけでなく、シンクロ召喚ギミックを主軸に組み込みました。
一見すると色んなカードをぶちこんだ闇鍋みたいなデッキですが、回り出すと個々のシナジーで様々なコンボや展開ルートを繰り出し、相手の盤面を一気に荒らし回ってくれます。
KCという魔境の中、最大で10連勝という驚異的なパワーを見せてくれた新生帝デッキを今回はご紹介していこうと思います。

デッキ紹介~帝王カード~

冥帝エレボス

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このデッキの切り札。
帝デッキと名乗っておきながら、デッキに入っている唯一の帝モンスターです。
固有効果はアドバンス召喚時に相手フィールドのカードを対象を取らずデッキへバウンスする極悪な代物であり、強固な守りで有名なコキュートスすら容赦なく消し飛ばします。
しかもバウンス対象は手札を選択することも出来るため、先行でも積極的にアドバンス召喚し、ハンデスで相手の展開を抑えることが出来ます。
また、除去効果にばかり目が行きがちですが、コストして墓地へ送る帝王魔法・罠カードの何枚かは墓地で発動する効果を有しており、エレボスアドバンス召喚後に更なる展開を狙うことも出来ます。

一見すると召喚のしづらい最上級モンスターではありますが、後述するモンスターたちがシンクロ素材として特殊召喚に長けたカードばかり採用しているため、これらを素材にすることでアドバンス召喚は比較的簡単に狙えます。
仮に倒されたとしても、手札の帝王魔法・罠カードをコストにサルベージ出来るので、強力無比なバウンス効果を複数回使うことも容易です。

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帝王魔法/罠カード①

エレボスのコストや芝刈りを使い、最も墓地へと送りたい帝王カードです。
①のドロー効果はたまーに事故回避のため使うことがありますが、メインとなるのは②の墓地からモンスター扱いで特殊召喚出来る効果です。
イメージとしてはバージェストマに近いですが、あちらと違い、一度特殊召喚した後にフィールドを離れても墓地へ戻るため、コストとなる他の帝王魔法・罠カードがある限り何度でも蘇生出来ます。
しかも蘇生効果はフリーチェーンで発動出来るので、メインフェイズでの除去を受けずに2400の壁として強固な守りを発揮します。
蘇生後のこのカードは罠カードとしては扱わないため、コズサイでやられたりしない点も非常に評価出来ます。

しかし、その真価はやはり各種素材として利用しやすい点にあります。
デザイン的には帝モンスターのアドバンス召喚素材としての役割ですが、私が注目したのは一切の制約かレベル5モンスターであり、強力な高レベルシンクロモンスターに繋ぎやすい点です。
相手ターンのエンドフェイズに蘇生→何らかのチューナーと一緒にシンクロ召喚→墓地に戻って真源を蘇生→別のチューナーと再びシンクロ召喚、という流れを汲めば一気にシンクロモンスターを2体並べることが出来ます。
しかも後述するチューナーは自己特殊召喚効果を持っているので、うまく立ち回れば召喚権を一切使わずにシンクロ召喚が2回出来ます。

総じて、アドバンス召喚素材・シンクロ素材・肉壁・エレボスのサルベージ用コストと多くの役割を担っており、遅効性の罠カードでありながらデッキのエンジン役として活躍してくれます。

帝王の凍気

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帝王魔法・罠カード②。魔法の使い手発動条件①。

真源の帝王と同じく、このカードも墓地から発動することが出来る帝王魔法・罠カードであり、セットされたカードを破壊する効果を持ちます。
真源に比べると地味で1回限りの効果ですが、シンクロ召喚時に邪魔な底なしカナディアを事前に露払い出来るのは評価出来ます。
また、エレボスの効果でコストと共に事後に送った場合は確実に墓地効果を使用出来るため、エレボスでハンデス、凍気でセットモンスターや攻撃反応・ブラフ魔法罠を破壊と言う役割分担もこなせます。

再臨の帝王

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帝王魔法・罠カード③。魔法の使い手発動条件②。

このデッキでは、墓地のエレボスをノーコストで蘇生出来る装備魔法です。
蘇生したエレボスは守備表示のため戦力としては期待出来ませんが、アドバンス召喚のダブルコストモンスター化するため、別のエレボスをアドバンス召喚する際の補助になります。
いつでも使いやすいというカードではないため、腐った場合は遠慮なくエレボスのサルベージコストとして使ってしまいましょう。

帝王の轟毅

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帝王魔法・罠カード④。魔法の使い手発動条件③。

このデッキではエレボスをリリースして相手のカード効果を無効にすることが出来ます。
これがあれば苦手な天ノ岩戸の効果を無効にして各モンスター効果を使い放題出来ますが、先行でエレボスが出せていないとアドバンス召喚しづらいため、使い勝手としてはあまり期待しない方がいいです。
しかし、墓地発動出来る②の属性操作効果は役に立つ場面があります。
後述もしますが、シンクロモンスターの中には特定の属性のモンスターを素材に要求するモンスターが数体存在するので、轟毅による属性操作はそのサポートをすることが出来ます。

進撃の帝王

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帝王魔法・罠カード⑤。魔法の使い手発動条件④。

エレボスに強固な耐性を付与してくれますが、シンクロ召喚をメインギミックに組み込んだこのデッキではエクストラデッキを制限するデメリットが非常にアンチシナジーです。
しかし、このカードは帝王の名前を持っていることにこそ意味があります。エレボスのバウンス効果のコスト2枚はカード名が異なる帝王魔法・罠なため、選択肢を広げ、スキルの発動条件を満たす意味でも採用はしておきたいカードです。

始源の帝王

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帝王魔法・罠カード⑥。

普段ならばエレボスのアドバンス召喚素材としてうってつけのカードですが、このデッキでは他にリリース素材を確保する手段が豊富なため、このカードもコストとしての採用という面が強いです。
とはいえ、2400の壁としてたまに耐えてくれたりするので、枚数的には少し多めの2枚採用しています。
ちなみに、始源の帝王はフィールドに存在する限り自分と同じ属性以外のモンスターの特殊召喚を縛る効果があるため、真源と違ってシンクロ素材適正は低いです。

デッキ紹介~チューナーモンスター~

ジェット・シンクロン

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続いて紹介するのはチューナーモンスターです。
まず最初に挙げるのが、エレボスと同じパックに収録されているジェット・シンクロンです。
こちらは手札1枚をコストに墓地から特殊召喚出来る効果を持つため、墓地に送りたい帝王魔法・罠カードを切って蘇生し、シンクロ召喚を狙っていきます。
蘇生効果は1ターンに1度ですが、後述する専用シンクロモンスターであるジェット・ウォリアーは非常に有用な効果を持っており、そこに繋げられる点で優秀なチューナーとなります。

ゾンビキャリア

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ゾンビキャリアもジェット・シンクロンと同じく、墓地から蘇生出来る優秀なチューナーです。
こちらはレベル2であるため、比較的強力な効果を持つ6~7帯のシンクロモンスターに繋げれます。
ジェット・シンクロンと比較すると、蘇生時に必要なコストが墓地送りではなくデッキトップ戻しな点が劣りますが、蘇生に名称ターン1が付いていない点は勝ります。
6シンクロをした後でもう一体(あるいはもう一度)蘇生すれば8シンクロになるので、シンクロ召喚の幅も広がります。

デッキ紹介~サブウェポンカード~

隣の芝刈り

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このデッキの生命線。

便宜上サブウェポンの枠に記載していますが、芝刈りが引けないデュエルは全部負けなほど重要なカードです。
効果はいわずもがな、相手とのデッキ枚数の差分だけデッキからカードを墓地へ送ることであり、前述の帝王カードやチューナーモンスター、後述するその他のモンスターすべての効果を支えます。
今回のデッキは芝刈りした時の超爆発力に特化した構築のため、何が何でも引かなければなりません。
よってスキルは魔法の使い手であり、このカードこそがスキルの発動条件を満たすピースであり、スキル選択の大きな決め手となりました。

BF-精鋭のゼピュロス

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BFテーマのカードですが、ゼピュロスは自分フィールドのカードをバウンスして蘇生し、セルフバウンスしたカードを使い回せる汎用性の高さを有しています。
このデッキではエレボスを手札に戻して蘇生➡エレボスのアドバンス召喚時効果を再利用するといった運用の他、シンクロ素材としたり、蘇生した真源の帝王を戻してエレボスのサルベージコストを稼ぐといった多芸な活躍を見せてくれます。
デュエル中一度しか使えない効果ですが、エレボスの使いまわしやサルベージ用コスト調達はこのカードにしか出来ないため、出来るだけ墓地へ送れるように、多すぎず少なすぎずな2枚採用としています。
ちなみに補足ですが、蘇生効果を使用したチューナーモンスターたち・各種シンクロモンスターは、フィールドから離れた場合に手札に戻ることが出来ないので、ゼピュロスのセルフバウンス効果の対象とすることは出来ません。

リバイバルゴーレム

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他と比べてリバイバルゴーレムはシンプルな効果を持ち、芝刈りで墓地に送られた時に蘇生 or 手札帰還が出来ます。
アドバンス召喚要員、シンクロ素材どちらにもしやすく、場合によっては手札に帰還し、各種カードのコストになる点も魅力的です。
また、地味に守備力が高いため、コキュートスや岩戸の攻撃を止めたりと中々重宝します。
唯一欠点を挙げるとしたら、効果の発動に名称ターン1がついているせいで、芝刈りで複数体落ちても1体の効果しか発動出来ない点です。

ライトロード・ビースト ウォルフ

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ウォルフもリバイバルゴーレムと同じく、アドバンス召喚要員・シンクロ素材としての役割を担います。
差別点は単体でアタッカーになれる点、名称ターン1制限なく複数体展開が可能な点、そして通常召喚出来ないため何の迷いもなく手札コストに出来る点です。
リバイバルゴーレムを手札に回収するかは、ウォルフが何枚芝刈りで落ちたか、落ちた他のカードでどう展開するかを考えてから選択するとよいでしょう。

アマリリース

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アマリリースはシンクロ戦術とは別に、実質エレボス専用サポートカードになります。
このカードでエレボスのリリースを軽減し、エレボス+シンクロモンスター2体といった布陣を築くことが可能です。

カイトロイド

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このデッキに唯一入っている防御札として、カイトロイドを採用しました。魅力は何と言ってもその高い防御性能であり、芝刈りが初手にない場合はこのカードで陰キャして時を稼ぎましょう。

デッキ紹介~シンクロモンスター~

ジェット・ウォリアー

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最後はシンクロモンスターを紹介します。
シンクロ召喚出来るレベル帯か5~10と非常に広い本デッキではどんなモンスターでも一定の活躍が見込めます。
中でもジェット・シンクロンを指定するこのカードは、せっかくなので採用したいところです。
別にネタとか特別感を出したいからとかいう理由ではなく、ノーコスト手札バウンスが出来るこのカードはシンプルに優秀です。

氷結界の龍 ブリューナク

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ブリューナクは言わずもがな、現リンクス最強の6シンクロモンスターです。
その強力なバウンス効果でワンキルを取りやすくし、帝王カードやチューナーなど捨てたいカードを捨て、その後の展開も支えてくれる重要なシンクロモンスターです。

ブラック・ローズ・ドラゴン

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7シンクロが可能なデッキではとりあえず入れとけと言われる一枚。
伏せカードが多目な相手に対しては、個別に除去するよりもこのカードで一気に潰してしまいましょう。
反対に、他の除去手段が非常に豊富なこのデッキでは、単純に7シンクロで出せるアタッカーとして使用することもしばしばあります。

スターダスト・チャージウォリアー

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チャージウォリアーはどちらかというと先行時にシンクロしたいモンスターであり、ドロー効果各種手札コストを稼ぎます。
ゾンビキャリアを使ってシンクロ→効果で1ドロー→ドローしたカードをコストにゾンビキャリア蘇生のムーヴを行えば、ほぼアドバンテージ損なく後述の8シンクロモンスターへと繋げます。

ダークエンド・ドラゴン

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こちらは最新弾に収録されたシンクロモンスターであり、他のバウンスや破壊と違って墓地送りが行えます。
闇属性非チューナーが☆8☆4しかいないこのデッキでは出せないように見えますが、ここでシナジーを発揮するのが主軸の帝王カードたちです。
デフォルトで闇属性の始源の帝王でも出せますが、帝王の轟毅の隠された効果である属性操作によって、ブリューナクやチャージウォリアーを闇属性に変更すれば、ゾンビキャリアとのシンクロで出せるようになれます。
8シンクロを採用するするなら高攻撃力で素材縛りがないスクラップ・ドラゴンも候補になりますが、今回は何よりもオシャレ感を出したかったので、ダークエンドを採用しています。

氷結界の龍 グングニール 

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ダークエンドと同じく、轟毅の属性操作効果を生かしてグングニールもシンクロ召喚は可能です。
自身も犠牲にしてしまうブラロと違って個別に除去が行えるので、小回りが利きます。

図解

普段ならデッキ紹介の後はデュエルパートに即入りますが、今回は先に言葉の説明だけでは伝わりづらいこのデッキのコンボや展開ルートを簡単に図にしてみました。
中々イメージがしづらかった人は参考にしてみてください。
ちなみに、作成に際してはパワポで3時間ほど頑張りました。

芝刈りルート①

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芝刈りルート②

スライド2

芝刈りルート③

スライド3

ジェット・シンクロンの蘇生コスト
※ゾンビキャリアのコストであるデッキ戻しは旨味がないため割愛。

スライド4

ゼピュロスを使ったオシャレムーヴ

スライド6

ゼピュロスを使ったその他の展開

スライド5

基本シンクロルート①

スライド7

基本シンクロルート②

スライド8

特殊なシンクロモンスターの展開

スライド12

始源の帝王を絡めた展開
※轟毅による属性操作は割愛。

スライド10


デュエルパート

理想ムーブ
https://duellinks.konami.net/att/00bb657251e626b33603df74eb3b5fe979f83924da

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では、デュエルパートです。
まず最初にお見せするのは、理想的な後攻ワンキルムーヴです。
相手はモンスター2、伏せカード1、フィールド魔法アリのトラミッド。
クルーザーの効果でライフが5000になっていますので、通常ならばワンキルするのは困難ですが、上級モンスターを大量展開出来るこのデッキでは問題ありません。

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非常に素晴らしい落ち方。
墓地に送りたいカードがほぼすべて落ちてくれてますので、まさに役満状態と言ったところ。
最早何でも出来るので、これからは数ある展開ルートの一端をお見せしましょう。

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まずはウォルフとリバイバルゴーレムを蘇生。

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次に墓地のエレボスの効果を発動し、凍気をコストに手札へと回収します。
これでアドバンス召喚の準備が整ったと同時に、凍気の墓地効果によってセットカードが破壊出来ます。
シンクロ召喚は妨害に弱いので、事前にしっかり露払いしておきましょう。

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アマリリースをコストとし、ジェット・シンクロンを蘇生。

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シンクロ召喚したジェットシンクロンを使用し、まずは一体目のトラミッドを吹っ飛ばします。
フィールド魔法こそ入れ換えられるものの、破壊ではないためフォートレスでは守れません。

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お次はゾンビキャリアを蘇生。

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続いてシンクロ召喚するのはブリューナク。
手札で持て余しているリバイバルゴーレムを捨て、二体目の壁モンスターの除去にかかります。

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キングゴレムの効果により、手札に戻ったダンサーが再び戻ってきますが、実はまだ召喚権を使っていないため、エレボスでぶっ飛ばすことが可能です。
リリース素材を確保するため、墓地にたんまりたまった帝王カードを除外し、真源を蘇生します。

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そのまま二体のモンスターでアドバンス召喚し、エレボスとブリューナクで叩けば終わりですが、ここは圧倒的絶望を見せるため、事前に伏線を張っておいたアマリリースを除外します。

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アマリリースはアドバンス召喚のリリース素材を一体少なく出来るため、真源一体のみでエレボスをアドバンス召喚可能です。
そして対象を取らないバウンスで最後の砦を吹っ飛ばし、更地と化した相手にダイレクトアタックを決めてフィニッシュです。

ライフ5000、実質モンスター3、伏せカード1の相手をワンキルしましたが、このような芸当が他のデッキに真似出来るでしょうか?
芝刈りの落ちがかなりよかったパターンですが、これでこのデッキのやばさは十分理解出来るでしょう。
この調子で次のデュエルへ行きましょう。


えっ?プルガトリオコンセントでサクッと真似出来る?よく聞こえないな。


VS堕天使
※リプレイは運営の陰謀により消されてしまいました。

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続いては先行です。
先程は後攻ワンキルを行えるほどのパワーを見せましたが、このデッキは先行でも芝刈りさえあればそれなりに堅い守りが可能です。
落ちを見る限り、2100ステータスのウォルフとリバイバルゴーレム、さらにフリーチェーンで相手ターンにも蘇生出来る2400の壁・真源の帝王が落ちています。

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せっかくなので、ここは更に強い動きをお見せしましょう。
墓地のエレボスは自身の効果で手札に回収することが出来るので、このままアドバンス召喚が可能です。

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エレボスは相手フィールド・墓地のカードをバウンス出来るだけでなく、手札を一枚デッキに戻すヤクザムーヴも出来ます。
戻す手札はランダム選択なところが残念ですが、それでも先行で相手に干渉出来る点は大きな強みと言えます。

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さらにジェット・シンクロンと真源を蘇生し、スターダストチャージウォリアーでドローしてからターンを返します。
真源はコストが続く限り何度でも蘇生出来るため、気軽にシンクロ素材に使えるのが魅力ですね。

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相手は追放からの展開が行える堕天使でした。
追放→イシュタム→戒壇→ディザイアと言うお得意のワンキルムーヴをされますが、墓地の真源と合わせ高ステータスモンスターが3体いるこちらの盤面は崩せません。

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ディザイアの攻撃でエレボスがやられますが、エンドフェイズに真源を蘇生します。
次のターンにはもう一度蘇生出来るため、それにより連続シンクロ召喚が狙えます。

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画像だけではちょっとわかりにくいですが、先程エレボスをアドバンス召喚した際に凍気を墓地へ送っていたため、まずはそれで後ろを剥がしにいきます。
お得意の神属かと思いきや、摂理だったようですね。

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ゾンビキャリアを蘇生。ブラックローズをシンクロ召喚して一気に崩すのもありですが、テスカトリポカの存在を考えると別手段がよさそうです。
そこでオシャレムーヴを発動。
凍気と同じく墓地へ送っておいた轟毅を使用し、フィールドのモンスターを闇属性に変えます。
これにより、本来はシンクロ素材の縛りで出せないダークエンド・ドラゴンがシンクロ召喚出来るようになります。

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ダークエンド・ドラゴンによる除去は墓地送りであり、テスカトリポカで防げません。
まずは一体目のディザイアを処理し、続けて、ジェット・シンクロンを蘇生して真源と6シンクロ、ブリューナクへと繋げます。

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手札の再臨の帝王を切り、ブリューナクでイシュタムを手札をバウンスすれば相手の盤面はすっからかんです。
ライフこそ2000まで減少していますが、仮に4000あったとしてもフィールドの合計攻撃力は4400であり、大局には影響がないですね。
このまま攻撃が通り、フィニッシュです。


VS召喚獣https://duellinks.konami.net/att/06fa4cf0f819bef5d3af794c99fa4b3bb4181b2189

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次のデュエルもウキウキで芝刈りを打ちましたが、よく見ると相手のデッキ枚数が無駄に多いです。
枚数が少ないせいか、落ちカードもパッとしないものばかりに。

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そんなわけでノーガードエンドします。
理由は一目瞭然、カイトロイドが2枚もあるため早々死ぬことはないでしょう。
このカードで時を稼ぎ、もう少し動きが出来る手札となるまで粘ります。

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相手は召喚獣だったようですが、他のカードをガン伏せしてしまったため、召喚魔術が使えずにじんかけメガラニカも出来ません。
デストロイサムライは直接攻撃時にモンスター効果を封殺出来ないため、カイトロイドでも防げます。

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ジェット・シンクロンを伏せて時を稼ぎつつ、ようやくキーカードの真源が引けました。
ジャックジャック、動きます。

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まずは真源を捨ててエレボスをサルベージ。
墓地には凍気があるため、真源は蘇生出来ます。

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真源・ゾンビキャリアを並べてシンクロ召喚!
出すのはレベル7!冷たい……

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といきたかったのですが、カナディアで止められてしまいます……
しかし、それでもめげずに、シンクロに失敗したシンクロ素材をアドバンス召喚素材に転化します。
エレボスをアドバンス召喚し、デストロイサムライをバウンスします。

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エレボス召喚後は展開が出来ずに普通に攻撃しましたが、エネコンで止められ、裏ガエルで飛ばされてしまいます。
しかし、逆に言えば次のターンにまたエレボスをアドバンス召喚することが出来るため、結果的には嬉しいです。
フィールドはガラ空きですが、墓地と手札のカイトロイドによって死ぬことはありません。

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メガラニカが融合召喚されますが、カイトロイドの構えは盤石なため死にません。
エンドフェイズ時には、前ターンのエレボスのアドバンス召喚コストにより、墓地へ送っておいた帝王魔法/罠カードを使って真源を復活させます。

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自分のターンにはジェット・シンクロンを蘇生し、ブリューナクをシンクロ召喚してメガラニカを除去します。
裏ガエルとセットカードもバウンスしないのか?と問われそうですが、芝刈りを使った時のラグの感じからセットカードはコズサイであるとわかっているので、手を出す必要はありません。
そして裏ガエルに関しては、別の手段を使って消し去ります。

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ゾンビキャリアを蘇生。
ブリューナクを轟毅の効果で闇属性に変化させ、ダークエンド・ドラゴンをシンクロ召喚します。

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ダークエンド・ドラゴンにより、裏ガエルを墓地へ送ります。

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その後はもう1体のゾンビキャリアを蘇生し、ダークエンドとゾンビキャリアを素材にエレボスを再度アドバンス召喚します。
前述の通りコズサイは無視して構わないので、今回はハンデス効果を選択してクリボール/カイトロイドの危険を取り除きます(ランダムなので運は絡みます)。

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このターンだけでかなり特殊召喚を行いましたが、ここからワンキルを取るために最後のオシャレムーヴを行います。
まずは、先程シンクロ素材とした真源を再度を蘇生させます。

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そして墓地のゼピュロスの効果を発動。
真源はフィールドを離れたとしても普通に墓地へ送られるカードなため、手札に回収することも可能です。
これにより、合計攻撃力は2800+1600で4400となります。

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そして攻撃。
手札誘発系のものは所持していなかったので、このままフィニッシュです。
あれだけシンクロ召喚したにも関わらず、最後はメインデッキのモンスターで締めるというのも中々オツなものですね。

総括

KC最終結果

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以上で今回のnoteは終了です。
KC本選期間中は最初の5~7戦くらいBFを使用していましたが、それ以外はこのデッキ1本で100戦走り切りました。
まあ最終結果に関しては大分悪いですが、完全非環境デッキで勝率5割を切っていないのは上々でしょうか。
しかも、負けはあくまでも芝刈りを引けなったデュエルで何も出来ずボコボコにされたことがほとんどであり、芝刈りが引けたデュエルでは8割近く勝っています。
環境で不利なデッキがあまりない(岩戸、ネクロバレーくらい)ので、芝刈りさえ引ければ中々どうして安定して勝てるデッキといった印象でした。
もしも今回の記事を読んで興味を持った人は、騙されたと思って使ってみてくださいね。
それでは改めて。皆様、KCカップお疲れ様でした!(一週間遅れ)。

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