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ジャックジャックのデッキ備忘録⑨~花騎士団の駿馬採用で安定召喚!10月度キング達成のGreat TORNADO搭載HEROデッキ~

ご挨拶

どうも皆様。ジャックジャックです。
前回は新メインボックスのカードを使ったトゥーンデッキを紹介しましたが、今回はメインボックスと同時に収録された新ストラク収録の竜魔導の守護者を採用したデッキを紹介したいと思います。
まあ、守護者を使った何か面白いギミックがあるわけではなく、普通にネオスフュージョンをサーチするだけなのですが。

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しかし、ただただネオスを使って無双!!するだけではないのがこの私。
最近流行っているのはネオスと召喚獣のタッグらしいですが、あえて私はHERO同士の夢の競演として、E・HERO Great TORNADOを出すためのギミックを添えた型でデュエルキングを達成してきました。
多彩なE・HERO融合モンスターの中でも特に強力な効果を所持しているGreat TORNADOを使い、未だ環境デッキひしめく月中ランクマに乗り込んでいきましょう。

デッキ紹介~メインデッキのモンスター~

竜魔導の守護者

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デッキのエンジン役。
皆様ご存じ、待望のブラマジストラクを竜魔導ストラクと言わしめた悪名高きカードです。
手札を一枚捨てることで「融合」・「フュージョン」通常魔法カードをサーチする効果を持ち、更に融合モンスターの素材として名前が記されたモンスターを墓地から裏側守備表示で蘇生する効果も持っています。
控えめに言ってガイジです。一体、このカードは一人で何役を担うつもりなんでしょうか?
基本的にはネオス・フュージョンをサーチして初動を安定させる役割ですが、後々引いても、状況に応じてミラクル・フュージョンや円融魔術もサーチ出来るため、万能感が半端じゃありません。
融合デッキは宿命的に手札事故が課題でしたが、守護者の登場により、多数の融合/フュージョン魔法カードを積んでも事故らない爆発的安定感を手に入れました。
また、一見損に見える手札コストに関しても、手札に無駄に来たネオスを切って蘇生したり、タスケルトンや墓地融合のための素材を素早く墓地へ送ったりと、意外に活躍してくれます。

花騎士団の駿馬

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今回のオシャレポイント。
守護者がヤバいのは語るに及びませんが、融合サポートのカードとして、個人的に大注目しているのが現在開催中のデュエルサーキットで入手出来る花騎士団の駿馬です。
効果は単に召喚時の融合(槍持ち)のサーチですが、注目すべきは属性が風属性であることです。
つまり、駿馬は融合を用意出来るGreat TORNADOの融合素材となるわけですね。

リンクスにはエアーマンがいないため、これまでGreat TORNADOを出すにはHEROや融合戦術とまったく相関がない風属性モンスターが必要でした。
人気だったのは後ろに触れるグライフでしたが、結局後ろを除去出来ても融合が出来なければ攻め手には繋がらず、こちらのアドバンテージは特に増えません。
しかし、駿馬は自力で融合を用意することが出来るため、引いて即座に手札や場のネオス/ブレイブネオスと融合してGreat TORNADOとなり、相手の高ステータスモンスターを処理しやすくなりました。
現状1枚しか入手出来ないのが残念ですが、ネオス・フュージョンで墓地に送り、次ターンにミラクル・フュージョンを使ってGreat TORNADOに繋げることも出来るので、一枚差すだけでも十分仕事をしてくれます。

余談ですが、駿馬はOCG化されていないゲームオリジナルカードだそうです。
リンクスにはまだ実装されていませんが、駿馬はケンタウルミナという融合モンスターの融合素材でもあるので、ゆくゆくはコイツも守護者の蘇生対象になってくれます。

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最後に、融合をサポートするギミックとして、沼地の魔神王も投入してみました。
基本的に竜魔導の守護者と花騎士団の駿馬で融合系カードは用意出来ますが、こちらは上記の2枚がない非常時の融合サーチ要員かつ代用素材モンスターとしての運用していきます。
融合召喚先やルートが増えるので、結構便利に活躍してくれます。

デッキ紹介~採用した融合カード~

ネオス・フュージョン

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最強カード。
実装されて半年が経ちながら、未だ一線級で活躍し続けるリンクス界最強のカードと言って過言ではないでしょう。
その性能は凄まじく、ネオスと下級モンスターなら何でも素材に出来るため、最早どのデッキからネオス・フュージョンが飛んできても不思議ではありません。
あまりに蔓延しすぎているせいか、巷のデュエリストはネオス・アレルギーを発症しており、このカードを入れてるだけで「いやネオスが強いだけやん」と脊髄反射で噛みついてきます。某まとめサイトでは、コメント欄がネオスのことで荒れていました。
しかし、私のデッキは融合HEROモンスターを主軸として戦っていくため、E・HERO融合モンスターを特殊召喚するこのカードを採用していても何ら不自然はありません。よって、苦情は一切受けつけません。

ミラクル・フュージョン

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ミラクル・フュージョンはネオス・フュージョンの墓地肥やしと非常に相性がよく、墓地に送ったネオスともう一体の素材モンスターを使って融合召喚します。
今回のデッキでは主に、ネオスと駿馬でGreat TORNADO、たまにタブルネオスでグランドマンを出したりします。
今までは採用してもサーチ方法がなく、下手すると事故要因になりうるカードでした。
しかし、竜魔導の守護者というサーチカードの登場により、名実ともに切り札として格段に使いやすくなりました。

融合

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デッキ融合というインパクトが凄まじすぎて忘れがちですが、強力な融合モンスターが増えた昨今では普通に融合するだけでも十分強力です。
ネオス・フュージョンは使用後に大型モンスターを展開出来ない、ミラクル・フュージョンは素材に出来るモンスターに縛りを生んでしまいますが、特に制約もない普通の融合は普通に使いやすく普通に採用出来ます。

デッキ紹介~融合モンスター~

E・HERO Great TORNADO

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今回の主役。私が一番好きなE・HEROモンスターです。
固有効果は融合召喚時に相手モンスターの攻守を半減させることであり、青眼だろうがサイマジ8だろうがコキュートスだろうが堕天使どもであろうが一瞬で無力化してくれます。神属?しら管しら管。
駿馬が2~3枚実装されていれば、ガンガンGreat TORNADOを融合召喚していくデッキに仕上げたかったのですが、仕方ないので今回は1枚のみの採用としています。
ピン挿しの駿馬に融合やミラクル・フュージョンを使い、ここぞという時に制圧するエースモンスターとして運用していきましょう。

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ちなみに、モンスターの攻撃力を半減させる=攻撃を防ぐ防御札にもなりうるため、相手ターンに融合出来る死魂融合はGreat TORNADOと非常に相性がいいです。
ただし、罠カードの死魂融合は守護者でサーチ出来ません。つまり、ギミックとして安定するというわけではないので、採用する際は注意しておきましょう。

E・HERO ブレイブ・ネオス

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コイツは前座です。いいですか?前座ですよ、前座。
Great TORNADOはここぞという時まで温存したいので、序盤はブレイブネオスで戦っていきます。
竜魔導の守護者の登場により、最早下級モンスター感覚で使えるくらいに安定して出せるようになりました。攻撃力2900(自身の効果と粉砕込み)の下級モンスターです。
また、稀に融合サーチをした駿馬と代用素材の魔神王で融合召喚することもあるので、今回は枯渇しないようフル投入しています。

E・HERO グランドマン

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グランドマンはフィールド/墓地のネオス2体を使って融合召喚します。
ネオスを素材にすればステータスは4200/4200になり、大抵のモンスターに抜かれることはありません。
さらに、追撃の融合モンスターを特殊召喚する効果も持つので、状況によってはGreat TORNADOに代わる切り札として運用していきます。

超魔導騎士-ブラック・キャバルリー

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HERO融合モンスターではありませんが、代用素材となる魔神王とネオス/ブレイブネオスを融合して出せるキャバルリーも採用しました。
単純に能力だけでいえば、簡単に3000以上になる高ステータス+貫通持ち+対象効果無効を持つキャバルリーは現環境最強クラスの融合モンスターです。
しかもキャバルリーは自分だけでなく相手フィールドのカードを対象に取る効果も無効に出来るので、アレイスターの強化効果なども無効に出来たりします。
今回は円融魔術が採用されていないので、出す手段は通常の融合に絞られます。なので、手札の魔神王は極力温存し、守護者のネオス蘇生等と絡めて融合召喚を狙っていきましょう。


ちなみに余談ですが、エクストラデッキの枠はまったく足りていません。
本来ならば、ネオスナイト、ラヴァゴを処理するノヴァマスター、守護者と魔神王を素材にして出せる竜破壊の剣士なんかも採用したかったです。
エクストラデッキの増設は急務ですよKONAMIさん。このnoteを御覧になっている皆様にも、最低10枚くらいにしてくださいとアンケートに書いていただくことを願います。

デュエルパート

VSミラー

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デュエルパートです。
今回は脳筋テーマを使用しているため、基本的に後攻が最高なのですが、守護者によって先行でも安定した盤面を作れるようにはなっています。

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竜魔導の守護者を召喚してネオスを墓地へ送り、ネオス・フュージョンをサーチ。更に守護者の効果でネオスを蘇生し、ブレイブネオスも特殊召喚して盤面にモンスター3体揃えます。
加えて手札には聖遺物もありますので、相手がハリケーン入りカラテマンワンキルの使い手でもない限りやられることはありません。
手札にはミラクル・フュージョンがあり、相手は粉砕系の何かor古代の機械のハイパワーデッキが予想されたため、Great TORNADO用に駿馬をブレイブネオスの素材として墓地に送っておきます。

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相手は同じネオス融合デッキでした。
タスケルトン落としと後ろを構えつつ殴ってきますが、聖遺物を使ってネオス・フュージョンの破壊耐性を剥がしていきます。
こちらにも言えることですが、破壊耐性がほぼ無意味にされてしまう聖遺物は、ブレイブネオスにとって天敵と言うべきメタカードになります。

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タスケルトンを吐かせる目的で殴りにいきましたが、カナディアで止められてしまいます。
ここでネオスが裏側表示のままですが、理由は何故か相手の後ろを分断やウェーブフォース等の攻撃反応系と読んでいたためであり、特に意味はありませんでした。
Kinghaloさんの砂時計口座を10回くらい読んできます。

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そんな呑気なことを言っていると突然の修羅。
アッサリとネオス軍団がラヴァゴで撃沈され、追撃のブレイブネオスまで立てられてしまいます。

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しかし、相手はラヴァゴを処理してくれました。
恐らく、攻撃力がブレイブネオスを超えていることを嫌ったのでしょうが、せっかく葬ったネオスを蘇生出来る守護者を残すのは愚策と言えます。
ネオスを蘇生し、タスケルトンも踏み越えてこのターンで仕留めに行きます。

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宇宙の平和を守りしHEROよ!高貴華麗なる俊足の馬を駆り、爆風纏いて敵を吹き飛ばせ!!
融合召喚!レベル8!E・HERO Great TORNADO!!

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満を持してミラクル・フュージョンを使用し、今回のエース・Great TORNADOを融合召喚します。
これにより相手のブレイブネオスの攻撃力は守護者以下になり、疑似破壊耐性もほぼ無力になります。
聖遺物と同じく、Great TORNADOはミラーで非常に強いカードとなりえます。

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追撃は更に止まらず、キャバルリー用にガメておいた魔神王で融合をサーチし、ブレイブネオスを普通に融合召喚します。

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粉砕!を発動。
ダブルHEROの攻撃力は共に3000を超えるので、タスケルトンで一度防がれようとも問題なくフィニッシュです。

VSミラー2

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またお前か。
私が言えたギリではありませんが、守護者の登場により、ネオスデッキは以前に増してグンと数が増えました。
本来ならば、新たな宇宙を使った十代でカッコよくこのデッキを使いたかったのですが、ミラーの多い現状、新たな宇宙に人権はありません。

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安定の守護者スタートを行い、手札のタスケルトンを墓地に送ります。
従来は処理に困っていた手札のタスケルトンを有効活用出来るのも守護者の強みですね。
これにより、防御札を用意しつつ、他のモンスターをネオスフュージョンで墓地に送れます。(ただし、今回は駿馬も手札に来ているため、素材にしたのは特に用途がない魔神王です)

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相手に守護者が残っていると厄介なので、相打ちで片付けておきました。
聖遺物を使っても良かったのですが、どの道タスケルトン一匹では守り切れそうにないため温存します。
伏せなかったのは、ネオスフュージョンを使った時のチェーンの感じでコズサイが予測されたからです。

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返しの相手ターンは円融魔術でキャバルリーが登場し、攻撃を受けますが、耐性とタスケルトンで耐え忍びます。
返しは駿馬で融合をサーチし、ブレイブネオスと駿馬でGreat TORNADOの融合召喚を考えていましたが、守護者を引いたため話は早いです。

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駿馬を墓地に送ってミラクル・フュージョンをサーチし、Great TORNADOとブレイブネオスを並べます。
これで相手の高打点融合モンスターも赤子同然です。

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キャバルリーを撃破し、残ったブレイブネオスは温存した聖遺物で更に攻撃力を下げ、3400のダメージを与えてフィニッシュです。

VSブラックマジシャン

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似たような展開のデュエルが続きましたが、最後は少し違うパターンでデュエルします。
相手はブラックマジシャンです。対しこちらの手札はフルモンですが、サーチカードが大量にあるため良い手札です。

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ネオスを切ってネオスフュージョンをサーチし、蘇生するまではテンプレ。
そのままネオスフュージョンがセオリーですが、今回は魔神王が2枚手札にあるので、一枚は融合のサーチに使ってしまいます。
そして、サーチした融合を発動。

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歴戦の英雄よ!偉大なる魔術師の魂よ!今一つとなりて、次元を穿つ超魔導の騎士となれ!!
融合召喚!超魔導騎士-ブラック・キャバルリー!!

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今回融合召喚するのはブラック・キャバルリー。
フィールド・墓地の魔法・罠カードの枚数分だけ攻撃力を上げる効果でパワーアップし、更に粉砕で攻撃力は3700まで上昇します。

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ナビゲートでブラックマジシャン軍団が展開されていましたが、超火力で一気に粉砕します。
最早これだけの役者が揃っているとなるとディスティニー・ドローを発動されようが関係ありません。

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ティマイオスの眼で何らかの融合モンスターを召喚しようとしてきますが、ここでキャバルリーの効果を発動。
デッキ紹介中でも述べた通り、キャバルリーは相手モンスターを対象とする効果も無効出来るため、ブラックマジシャンを対象に取るティマイオスの眼も無効化してしまいます。

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伏せカードをぶち抜こうとするコズサイをナビゲートで妨害されますが、これもまた対象を取る効果なので、キャバルリーで無効化してしまいます。
手札コストはキツいですが、キャバルリーの制圧力は本当に頼りになります。
コイツがいるだけでも、新ストラクのテーマがブラマジで良かったと言えるでしょう。

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伏せは分断でした(危ない危ない……)
後ろがない相手はもう怖くないので、神にも匹敵する超パワーで殴ってフィニッシュです。

総括

今回のnoteは以上です。
デッキ自体は竜魔導ネオスと言うゴリゴリの環境デッキでしたが、登場したばかりの駿馬とGreat TORNADOを使用した構築は少ないだろうと踏み、紹介させていただきました。
Great TORNADOは現在の高打点環境にマッチした効果を持っているので、これから流行ってもいいのではと思っています。何より滅茶苦茶カッコいいモンスターなので、是非とも皆様も使ってみてください。

個人的な感想になりますが、駿馬が2枚、3枚と解禁されればもっとGreat TORNADOを出しまくるデッキを作ってみたいですね。
その際は、ネタが被っているのでnote化しないかもしれませんが、Twitterか何かに投稿すると思うので、楽しみにしていただけると幸いです。
私、ジャックジャックのTwitterは以下よりフォローお願い致します!


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