ブラックジャックのインシュランス

ブラックジャックには、本チャンのゲーム以外に賭ける事が出来るサイドベットやオプションが色々ある。その内でも「これは意味があるのだろうか・・・」と思ったのがインシュランス。

ブラックジャック インシュランスは保険

インシュランスとは「保険」の意味。ブラックジャックで保険?と思ったが、これはディーラーが「ブラックジャック」の役、つまりAと10の組み合わせになる可能性が高い時に、もしそうなったら保険の掛け金の3倍が払い出されるというもの。
ディーラーのアップカードが「A」の時にのみ使える。

これでディーラーの2枚目のカードが10,J,Q,Kのいずれかであった場合、ディーラーに「ブラックジャック」が成立してしまう。4種類もあるので他の数字よりも出る確率が大きいというわけだ。

ブラックジャックのインシュランスの掛け金は、最初のベット額の半分。例えばベット額が$20だった場合、$10をインシュランスとして掛ける。
ディーラーが本当にブラックジャックだった場合、$30ドルを獲得できる。インシュランスを掛けずに勝負して負けたら$20の損失だ。

しかしインシュランスが当たっても、本線で負ければ、プラスマイナスは0。($20のベット+$10のインシュランスで$30、インシュランス配当が$30)
あまり嬉しくない。

インシュランスが外れて、本線で勝つとすれば、$20の勝利金が貰えるが、インシュランスの$10は没収される。最終的にプラス$10。インシュランスを掛けなかった場合の半分の利益。

インシュランスもハズレで本線でも負けたら、$30の損失。

そもそも2枚目のカードの点数が10になる可能性は、30.7%。インシュランスが的中する可能性はそれほど大きくはないのだ。
あまりインシュランスをする意味がないのではと思ってしまうのだが、他の人はどうしているのだろうか。


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