【告百076】入居したら最後、何もしてくれない施設が多い

これからの終のすみかの主流はサ高住になると思います。そこで覚えておいていただきたいキーワードが「生活支援サービス費」です。これは、入居者の暮らしに便宜を図ることの対価として、家賃・管理費や食費とは別に徴収されるサービス料のことです。納得いくまで見極めなければならないのがその具体的な中身です。大体、どこのホームページ・パンフレットにも、どこの見学会・説明会でも3つのことを言ってきます。「あなたらしいライフスタイルの尊重」・「万全の医療サポート」・「最後の最期まで安心」。注意したいのは、本当にそりための生活支援サービスになっているかどうかです。実態は、「サービス付き」ならぬ「サービス抜き」である場合が圧倒的に多いから要注意です。
入居者側にしてみると、なんにも支援してくれないのにやたら高い。毎月3万から5万。高いところは10万円です。そんなに取るのであれば、もっともっと入居者をエンターテインしてくれないと。月額5万円なら年間60万円。10年で600万円。20年生きたら1200万円ですよ!これだけ払うのに、抽象的で総花的なセールストークに安易に納得して契約してしまうというのは、ちょっと理解に苦しみます。読者のみなさんには、決してそんな目にあってほしくないと願います。

教訓。入居したら最後、何もしてくれない施設が多い ⇒ 老い支度のサポートについて言質を取る

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