【告百075】夜間緊急時の医療サポートがいいかげんな施設が多い

仮に今現在は通院していなくとも、加齢とともに気になってくるのが万一の場合の医療サポートです。施設との間でトラブルになることが多いので要注意です。ほぼすべての施設が、「夜間に何かがあっても、医療機関と連携しているので安心」と言ってきます。しかし、その内実はピンキリ。入居者の非常事態を発見した時の具体的な対応の流れを詳細に聞き出す必要があります。資料化して渡してもらうくらいじゃないと、休日夜間の緊急時対応は特に危険です。全部家族任せなんていう物件だってあるのですから。夜間や休日というのは、そもそも職員が手薄になる時間帯でもあるし、シフトに入る職員の質的不安もあります。また、連携先の医療機関に入院設備がないと、最悪、救急車でたらい回しなんてことにもなりかねない。家族が駆けつけられない場合には、職員が救急車に同乗していってくれるのか? そもそも第一発見者になり得る職員は、119番や医療者に対してキッチリと状況を説明出きるだけのスキルを持ち合わせているのか? 現場で質問してみると、納得のいく答えがなかなか得られないものです。念のため、施設内で死亡確認された場合の流れも確認しておきたいところです。

教訓。夜間緊急時の医療サポートがいいかげんな施設が多い ⇒ 緊急時の連絡体制&手順を書面でもらう

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