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ポカポカで汗ばむほどです。
もうすぐGW。クリスマスシーズンと並んでワクワクする季節です。
でも、GW明けには第9波がくると予測されています。
いや~。コロナはフォーエバーですかぁ…。
たまりませんねぇ。


さて、気分を変えましょうか。
ちょっと昔話です。

まだ私がギラギラしていた頃。
小学校2年から野球に夢中でした。

高校時代のこと。
ある試合で初回にいきなり3点を失いました。
味方の失策が絡んだイヤな点の取られ方でした。
蒸し暑い夏の日で、私の心は滅入りそうでした。

そのときです。
絶妙のタイミングでタイムの声。
親友でもあり、その試合で一塁を守っていた奴が声をかけてくれたのです。
キャッチャーも含めた内野手全員が寄ってきました。

「切れんな。必ず取り返す。ここから切り替えよう。みんな、しっかり守るぜ」

マウンドの輪が解け、私は大きく深呼吸を3回繰り返しました。


そして…。
試合結果は、4対3。
なんと、本当にわがチームが逆転したのです。


あきらめない。
この先、何がどうなるかわからない。
そんなことを実感として覚えた経験になりました。


話は変わります。

今から20年前。
あるコネクターメーカーの営業マン300人を対象に、営業活動の分析をしたことがありました。何を調べたかというと、見込客にどれくらいの回数訪問すると新規の取引が発生するか……です。


すると…。
まず、見込客から相応の相手をしてもらえるまでが平均13.5回
そして、初めての受注に至るのが、通い始めてから21.8回でした。
要するに、週一で通って半年経つと、新規取引をゲットできるという計算になります。

興味深かったのは、営業マンがギブアップする訪問回数です。

11.8回

つまり、脈が見える直前でギブアップしてしまうケースがいちばん多いということがわかったのです。あと2回通っていれば良い展開になったのにぃ…ということです。

 
もちろん、ギブアップした営業マンは知る術はなかったでしょう。でも、もし神様がいて天上から人間界を眺めていたとすれば、こんなことを言ったかもしれません。

「ああ、惜しかったなぁ。もうちょっとの辛抱だったのに……」

途中で下りてしまえば、それまでの努力や成果はゼロになってしまうもの。
そして、またスタートラインに立たねばなりません。
それまでの時間とコストは泡と消えます。
この無駄は取り返しがつきません。


体育会系のガンバリズムの話をしたいわけではありません。
人生において何かひとつでいい。貫くものがあったらいいと思っています。

ミッション。この世に生を受けた意味。こだわり。ブレない軸…。

みなさんには、何か、ありますか?

私はと言えば、20年間つづけてきたコマホ(電話相談サービス『お困りごとホットライン』)だけは、100歳まで継続していきたいと覚悟しています。

ちなみに私、100歳で人生の幕を引くと、38歳の時に決めたので(笑)。

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