愛は響かせるものだから発すればいい (愛について その2)
015. 愛は響かせるものだから発すればいい。いいなと思ったときにそれをしっかりと発すればいい。そこに特にちからを入れなくていいとしよう。ふいに感じる愛を、使いまくってぶちまけよう。それくらいでちょうどいい。すると肩の力が抜けてきて、発された愛は響いていって、また戻ってくる。
016. 愛は響いていくものだから、形はない。それでも分かる人には分かる。感じられるのだから、形はなくてもそこにあるんだって分かるに決まっている。〈形はなくても感じられるもの〉を感じながら私たちはここにいるでしょう?
017. 形あるものは見えたりして思い出しやすいけれど、形のないものは忘れてしまうことがある。だからこそ意識してしっかり響かせていくことが大事なのだ。使いまくっていくことが大事なのだ。愛はいつでもここにある。感じてください。
018. 満たされないときに違和感を感じなければいけない。それを感じきることから愛への道が再び始まる。何が違うのか? 愛を使えていないことだ。違和感は、愛の不足から来る。より正確には不使用から来る。愛を意識的に使え。
019. ひとりひとりが幸せになることが必要だ。そのために愛を使う。愛とは何だったか? 世界を生かそうとする意志だと言った。いきいきとするために、私たちは忘れてはいけない。目に見えないものがここに厳然とあるんだってことを。
020. 胸に意識を向け、そこで世界へとつながれているかを問い直す。しっかりとつながれているか? 響きあっているか? 〈ここに存在する命〉から、〈そこらじゅうに存在している愛〉へと、いとも簡単に響きあえるはず。思い出さなければいけないよ。
021. 少しずつ広げていけばいい。むしろ冷静に、愛という存在から離れて、それを見つめ直すこともできる。そうしておいて、使うときにはためらわず愛を循環させろ。それは確かにある。感情に直撃させるくらいに勢いよく使おう。だってそれはあたたかい。
022. ありのままで様々なことが起こり、それに対して様々な思いが湧き起こる。そこにいつも控えていて顔を出しているはずの愛を、細心の注意を向けながら、つかむのだ。だんだんとどこに愛があるか、そしてその使い方が、分かってくるだろう。
023. 愛を使ってつながるために、すべてを飲み込む必要はない。飲み込めるぶんだけを、素直に飲み込み、顔を出した愛で響かせればいい。もっと気楽に当たり前のように、そのままで居ればいい。知りたいことを知ればいい。発したいものを発すればいい。
024. 分かってくるだろう、だんだんと。気持ちを込めて接すればいい。思い込みは溶かしていく。そのために愛を使うのだ。みんなそれぞれに幸せをつくる。その不断の制作によって、すべては進んでいく。何もないようで、しっかりと進んでいくのだ、愛のほうへと。
(2019/07/15)
その1はこちら↓
愛とは世界を生かそうとする意志(2019.1.10.)|じゃぶとん @jabton_|note(ノート)https://note.mu/jabton/n/n39d4f3f2e82e
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