ChiTu Boards (Tronxy M/B)

TRONXYの3Dプリンタに使われているコントロールボードについて

現在はChiTu Systemsという社名のようである。Tronxyの3Dプリンタには最近はここのマザーボードが付いている。ここのマザーは最近はやりのSLAプリンタに多く採用されていてこの会社の今のメイン商品になっている。

確認されているのはV5,V6、V8の3種類
V5はドライバーにA4988が搭載された旧タイプのボード。
V6は基盤真ん中にフラットケーブルのコネクタがあり、XY-2PRO、XY-3、D01、X5SAに採用されている。
V8はフラットケーブルがない状態のマザーボード。X5SA、D01に搭載されていることが多い、出荷時期により混在している状況である。
どうも、ソフト的には変わらないという情報もあり、メーカーが情報公開していないので不明である。

画像1

これがV8ボード。

画像2

これがV6ボード

ファームウエアは独自のものが搭載されており、メーカーごとにカスタマイズされている。
G-CODEで設定を変更できるファームウェアで詳しくはここを見るとよい。
Tronxyでファームウェアと呼んで送られてくるのはこの設定G-Codeである。
TronxyのHPに一部設定ファイルがダウンロードできる。

このボードにはXY-2PROで書いたようにマーリン2を乗せることが出来る。
マーリンに乗せ換える前にファームウェアのバックアップを取っておくことを強く勧める。Tronxyではマーリンに変更したプリンタはサポートしないということだ。(当たり前だが(;^_^A)
詳しくはこのページを見てもらいたい。
ここには書いていないが現在の設定ファイルをメモリカードに保存することが出来る。
M8512 "Configuration file.gcode"
と送るとメモリカード上にConfiguration file.gcodeという名前で保存することが出来る。注釈が中国語なのが残念だが(読めない(;^_^A)


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