第39期鳳凰位戦開幕

向かう電車の中で、noteをはじめて書いてます。
今日は鳳凰位戦の開幕。
対局相手は吉田直プロ、杉浦勘介プロ、一井慎也プロです。

昨期は開幕から6連続で敗け続け、一時マイナス280を超えるところまで苦しみました。
その時感じたことや、いただいた応援と残留の結果は今日にいたるまでの活力となり、指針となっています。

今期でA1も4期目。
あっという間でした。
しかし、人生の間、長くても80だと考えている私にとっては、こんなにも生きてることを実感する激しく燦めくような時間が4年もあることに言葉にしがたい感謝をもっています。 また、鳳凰位戦の歴史はまだ40年足らず。その少なくとも10分の1をトップリーグの選手として戦い、先達の功績を汚さず、次代につなげる責任に襟を正して臨む心持ちになっています。
要は、かつてないほど、気が充実している自覚があります。

つい先日、沢崎誠プロの入院による休場が伝えられました。
実は私は今期中盤に沢崎プロとの4連続対局が決まっており、密かに競技人生をかけるくらいの意気込みを決意していました。
沢崎プロは言うまでもない麻雀界の大先輩でありトップ選手です。数多くのことを教えていただきました。
そして、私の対戦結果がもっとも悪いのが、対沢崎プロであり、これは相性ではなく実力の差だと感じることが多々あります。
だからこそ、この4連戦で、沢崎プロにくらいつき、プラスすること、そしてそれを力に変えることを命題としていました。
今回の離脱は個人的にも非常に残念です。
沢崎プロが元気に復帰されることを心より祈念いたします。

とはいえ、開幕への意気込みが褪せるわけではありません。
やりたいこと、守りたいことが溢れています。

今年は世界選手権の開催が決定して、私もエントリーしました。現在勝ち上がり中の鸞和戦やインターネット選手権をはじめ、出る対局には全て勝つ!というピュアな気持ちで溢れてます。こういうのって初めてにちかい感覚です。

映像配信も再開したいし、いままでの経験をアーカイブしていく作業もすすめたい。お店のメニュー充実や学生への寄与も。
もう人生で残された時間の逆算を意識せざるを得ない年齢になりました。

今は、これから目の前の対局に集中し、自分との約束を果たしたいとおもいます。

ひとつ報告というかお願いというかわからないのですが、今期から対局の報告は、ツイッターではリプライができない設定にしたいとおもいます。

私にとって、応援してくれる存在はかけがえのないものであり信じられない力を与えてくれます。昨期の残留争いのときに心から痛感しました。だからツイッターでのみなさんとのコメントを通してのコミュニケーションは私にとって非常に大切でありがたいものだったのです。

しかし一方で、「TLを荒らす」行為になってないか、にいつも不安を覚えてました。
私が一人ひとりお返事をすれば、それが誰かの画面を埋めるという可能性が嫌だったのです。

そんなの気にしすぎだ、たいしてフォロワー数がいるわけでもないし、ミュートすれば良いだけだから…とも考えましたが、それでもどうしても気になってしまうのです。また
いただいたメッセージに返信しないのもどうしてもできないのです。

ということで、過剰な対応かもしれませんが、ツイッターではそのようにして、何かTLなどを気にせずやりとりができるツールを探します。どうかご承知ください。

さていってきます。
今期も宜しくお願いします。

2022/4/20
日本プロ麻雀連盟
西川淳





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