![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/79637419/rectangle_large_type_2_4fce07385e413348a197d0e36cdd0d77.jpg?width=1200)
渡来系弥生人はいなかった
「朝鮮半島や中国の江南地方から水田稲作をもたらした人たち」と信じていた典型
的な”渡来系弥生人”女性は、何と半島や中国人集団から遠く離れ、現代日本人の範疇に入っていたのです。
東アジアの現代人と縄文人、弥生人を含めた主成分分析の結果
中国人と日本人のY染色体のハプロタイプの分析から中国人と日本人は違う。
更に長浜氏は
”渡来系弥生人”は渡来していなかったのだから”渡来系”なる呼称は、以後、止めるべきでしょう。
縄文式土器と弥生式土器との大きな違いは焼成温度
縄文式土器は800℃前後、弥生式は1200℃前後
温度の違いは燃料の違いによる。
縄文式は薪を使うので最高焼成温度800℃前後、弥生式は炭を使うので最高焼成温度は1200℃前後になる。
縄文人は土器を焼く薪が足りなくて、やけ残りの炭を集めて使ったのだと思う。偶然に炭を使った結果、高温が発生し土器は硬く焼き締めることができた。
陶芸をする人は知っているが、高温で焼いた土器はゆっくり冷まさないと割れてしまう。また薄く成形しなければ、収縮率の関係で割れやすくなる。
薄く整形したものは変形しやすいので沢山の装飾をつけ辛い。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/79479295/picture_pc_ca2dc786da777311a20da92d72c7ab1c.png?width=1200)
渡来系弥生人が存在しなくて弥生式土器が存在するというのは、単に炭を使った高温焼成を思いついた縄文人の作と考えた方が説得力がある。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?