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文字は有った

今手にとっている『神字日文解』ですが、冒頭から凄まじい書き出しです。

思えば、とんでもない大嘘を小学校、中学校、高校、大学と先生たちは教え、私たちは無批判にも教わってきたものだ。

神字日文解 はじめに

何が大嘘なのだろう

「日本には漢字が仏教経典と共に入るまでは文字がなかった。だから、弥生時代の人はもちろん、縄文時代の人々も文字を持たなかった。世界最初の文字はメソポタミアで起こり、やがて中国では甲骨文字が発明され、それが漢字になった」と教わり、そのことをそっくりそのままを信じていたのは私の世代を含む多くの国民であった。

神字日文解 はじめに

これを嘘と決め付ける証拠はあるのだろうか

吉野ヶ里遺跡の発掘現場に立ち会った朝日新聞福岡総局の松田和生記者の言が引用されています。

「吉野ヶ里最大の王墓といわれた場所の発掘調査の時、古墳の地面を少しずつ剥ぎ
取って行く発掘の段階で気づいたのだが、硬い粘土質の地面一面に、文字か記号のようなものがびっしりと彫られていたのを撮影しました。(中略)
とにかくあったのです。しかし、発掘担当の考古学者は、当時は文字などある筈ないから、これらは単なる引っかき傷だ、として記録しないまま次の層を剥いだの
で、その文字ようのびっしり彫られたものは影も形も無くなってしまいましたがね。

神字日文解 はじめに

これが本当なら、考古学者は発掘現場に立ち入らないでほしいですね。

この本は大切に、慎重に読んでみたいと思います。


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