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肉桂

40年ほど前に買ってきた一本の肉桂、鉛筆より細いヒョロヒョロの苗だった。庭に植えていたのを忘れていた。お隣さんから「枝を切ってもらえませんか?」と苦情が来て気がついた。

8mくらいの大木に育っていた。幹はひと抱えもある。とても一人では無理なので業者にお願いした。

クレーン車から一番遠い奥にあるので、大型でないと処理できないとのことだ。木が倒れないように補強してもらい、屋根越えの大作業だった。

クレーン車と伐採と、処理費で一本の木の処理に約8万円くらいかかった。

その後、地上40cmくらいで伐った切株がのこっていたが、生命力の強い木で脇芽が出ていた。

香りの良い木で嫌いではないので放置していたらまたもや大木になりそうな気配がしてきた。

また、この間のような大騒ぎになると困るので自分で切ることにした。

今回は脇芽なので細い。幹周りが40cm位、高さが4.5m位だ。三方からロープ補強して、上から3回に分けて細切れ作戦を立てた。

後片付けが済んで、庭に残った葉の整理をしていたら、葉の裏に蝶のさなぎを見つけた。

そっと別の木に移しておいた

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