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これなんの花?

月桂樹の根元にプランターの土の再生場がある。

たくさんあるプランターには市販の培養土を使っている。花の植え替えどきは大変だ。土を総入れ替えするので古い土が山ほど出てくる。

月桂樹のそばに空き地があった。』それだけの理由で土の再生場になっている。プランターをひっくり返して土を崩し、積み上げておくだけ。種子や球根が残っている時もある。

そこに、キッチンから毎日出る、バナナの皮、コーヒーの滓、卵の殻をブレンダーにかけて粉砕し、積み上げた土にすき込む。天然のミネラルとカルシウム、カリウムを補給していることになる。

あとはミミズが耕してくれるので理想的な培養土が再生されているはずだ。

その再生培養土から、ウリ科の植物の芽が出てきた。

妻が「去年ゴーヤを植えた土だと思うから、それきっとゴーヤだよ、抜かないで」と言うので放置しておいた。

雨上がりにそばに寄ってみると、月桂樹が絡みつかれて倒れそうになっている。

つるが伸びていて沢山の花が咲いている。

雄花ばかりで実のなる気配がないので引き抜こうと思ったが大きく育っていて、面倒だ。通路を塞いで邪魔なので先端だけを切り取っておいた。

蔓の先端を切った次の日たった1日のことで、雌花がたくさんついている。身の危険を感じて子孫を残そうとしたのだろう。

ところがこの花が何なのかわからない。プロの農業家なら一目瞭然だろうが素人の悲しさ、さっぱり分からない。

図鑑を見ても分からないので、もうしこし大きくなるまで楽しみで眺めていよう。

瓜のつるには茄子はならぬ

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