有馬煮
有馬煮という料理法があることを最近知った。
いろいろな食材を山椒の実と炊き合わせる料理だ。
牛肉などを甘辛く炊き上げて、山椒の実を合わせると佃煮風に仕上がって、誠に都合の良い一品になる。
庭の朝倉山椒に実がなっていたので早速摘み取って試して見た。初挑戦だったけど思いの外うまく行った。
飛騨牛の切り落としがあったので合わせて見たところ、作り置きしておきたい程の品ができた。
味をしめて残りの山椒を醤油煮に仕立てておいて、再度牛肉の佃煮風を作って見た。
これもまた行ける味に仕上がった。
調子に乗ってしまって道の駅に売っていた山椒の実を買ってきてしまった。一年中不足することはないと思う。
日本料理は奥が深い。調味料に少し手を加えて、素材の味を残して全く違う感じの料理にすることができる。
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