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皇帝ダリア
庭に皇帝ダリアが植えてある。
2株植えたのだがどうやら種類が違うらしく、一株は高長生で7メートルを超えている。今年の夏の暑さで下葉が枯れ始めたので諦めていたのだが、この涼しさで俄然勢力が復活してどんどん伸びている。
ところが幹回りが26cmほどと大きくなり過ぎて、自分の重量が支えきれなくて倒壊を始め出した。慌てて支柱を立てたが重すぎて、支えきれていない。もう2本くらい増やす必要がある。
なんで、自分を支えきれないほど大きくなるのか理解できない。
もう一株は、匍匐性というのか低矮性で何本も茎を出し、すでに開花している。他の植物の上に覆いかぶさり、他の植物の成長を阻害している。
この皇帝ダリアという命名は誰がしたのかわからないけど、言い得ていて素晴らしい。特徴が、自分の力量以上に大きくなってしまって自分を支えられない。足元が見えない。他の植物に覆いかぶさり養分をぶんどり、成長を阻害している。
誠に皇帝という名にふさわしいと思う。
何処かの国で、同じような争いが起きているのは偶然だろうか。
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