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縄文時代の前は

縄文時代の前は新石器時代、その前が旧石器時代と記憶している。
面白い本に出会い、正月は時間をかけて読み込んだ。(庶民の日本史 小名木善行)
この本から受けた衝撃ははかりしれない。今までの固定観念をすっかり書き換えられてしまった。

はっきりわかっていることは「伊豆半島から神津島まで海上五十七キロを、石を持って三万八千年前に往来していた」と言う事実です。つまり、われわれ日本人の祖先は、三万八千年前には、すでに外洋航海を自在にこなすだけの航海術と船舶をもっていた、ということです。このことは、世界の新石器が八千年前にはじまるというじじつをかんがえれば、どれだけすごいことであったか、といえるでしょう。(庶民の日本史 小名木善行)

今までに学校で習った授業とは全く違う世界が展開されている。日本は三万年も先に進んでいたのだ。

世界の新石器時代が、おおむね八千年前の古代シュメール文明にはじまるとされていた時代に、なんと相沢忠洋は三万年前の磨製石器を発見してしまったのです。(庶民の日本史 小名木善行)

縄文が面白いと思っていたのにさらに新石器時代が面白くなってきた。きっと旧石器についての新しい発見があるものと思われる。

文明は大陸経由で日本に伝わったと教わったが、証拠は日本の方が古いことを示しているようだ。

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