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面白くて時間の経過を忘れてしまう

マルクス・ガブリエルを読み出すと止まらない。哲学者は、全てを疑い『テーゼ』の真偽を確かめるのが仕事なのだが、「そこまで言っていいのか」と心配になるほど歯切れが良い。

人間は道徳的な生き物だと思うのです。倫理的進歩を謳っているテ*ラ(アメリカの電気自動車の企業)の成功の一因はそこにあると思います。私はテ*ラのアピールは口先だけだと思いますが。実はあくどい企業なのに、倫理的な企業を装っている。フェ**ブックも同じです。フェ**ブックは倫理的進歩、自由、民主主義を標榜し、世界をより良くすると約束した。グ**ルもしかり。でもそんな意図はさらさらなかったので、約束を果たせていません。(つながり過ぎた世界の先に マルクス・ガブリエル p.40 )
同様に、ウィルス学者に「どうやってウィルスと戦うべきでしょうか?」と聞いたら、「家にこもって決して誰にも会わず、セックスもするな」と言うでしょう。ウィルス学者の言うことを聞いていたら、人類は絶滅します。ですから彼らの言うことは聞くべきではないのです。(つながり過ぎた世界の先に マルクス・ガブリエル p.60 )

こんな過激な意見が続々と続いているので、反論を考えるのが楽しくて仕方がない。


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