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理は言うべし、理屈は言うべからず

故あって、ある句会に参加させていただいている。

しかし、俳句のことなど全く知らない状態だったので、先輩の方々に迷惑のかけ通しだ。

入門書を色々取り揃えて、勉強してもなかなか身につかない。
拙いけど、句作を続けるしか道がないのが道理だ。

偶然まとめ買いをした俳句に関する本の中に「井月句集」が、紛れ込んでいた。
井上井月という明治時代の俳人が書いた本で、文語体でやや読みにくいのだが、格調高い一文があった。

「理は言うべし、理屈は言うべからず」
道理にかなったことを言え、屁理屈は言うな、という指示だとおもう。

句作だけでなく、人生においても大切な指針だ。

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