縄文

この八月に発刊された「縄文」JTB MOOK、早速購入してみた。
写真は綺麗だし、訪ねてみたくなる。
旅行社が作製した本だから、そうなって当たり前なのだと思う。

最近やたらと縄文に興味が湧き、関係の本が集まってきている。

今回購入した「縄文」JTB MOOKは記述内容が、最近の研究成果とは全く逆の書き方がしてある。
旅行案内書だから面白おかしく書いているのだろうが、どちらが正しいのか、整合性がとれると更に面白くなると思う。

地図に縄文人の大半はシベリアから樺太経由で渡って来たとある。
巻頭インタビューでは片桐仁氏が『縄文の遺跡は、北海道から沖縄まで、日本列島の全部にありますから。これは本当にすごい。』と書いてある。

縄文　るるぶ

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10万人に及ぶY染色体DNAを採取し、解析した結果のルートは日本から大陸に渡っているように記述されている。

日本人の源流を示す重大な資料なのだ。私としてはどちらでも面白いのだが、最新科学に基づいた研究結果を無視した記述には注意してほしいと思う。

The Genographic Project

これから、沖縄、九州方面の研究がなされると思うが、楽しみだ。