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リゾット

対馬からの魚を煮魚、刺身、あら汁、漬け丼、お茶漬け、炙りで、あらかた食べてしまった。

残りをカルパッチョにしてみた。

残った骨で出汁をとり、リゾットにすることにした。

最近はリゾットを作るのは私の担当になっている。

フライパンに米を入れ、軽くオリーブオイルで乾煎りしておいて、先ほどの出汁を米が被るくらい少量加える。

初めは強火で、沸騰したら中火に落とす。水分が少なくなったらお玉で少量ずつ出汁を追加する。

ご飯を炊くのではなく、米を炒める感覚で加熱して行く。蓋はしない。

仕上げ時間を25分くらいを目安にして、出汁をこまめに追加して行く。

隣の空いたコンロにもう一つのフライパンを用意し、ベーコンと玉ねぎを炒める。

時々、米の味見をしながらちょうど良い硬さに仕上げる。

私は、軽く芯を残すのが好きなので、20分頃に仕上げに入ろうとした。

後ろから様子を見ていた妻が、「私の分は柔らかくして」と言ってきた。

この少量の米を半分柔らかくなど、到底できない。

妥協できるギリギリまで出汁を追加して柔らかくした。でも微かに芯を残してある。

ベーコンと玉ねぎの炒め物を手早く混ぜ合わせ、塩味をチェックする。

最後にパルミジャーノレッジャーノを粉に引いたものを投入して完成。

直ぐにお皿にとりわけ、イタリアンパセリを乗せ、チーズでトッピング。

熱いうちにいただいた。

カルパッチョに、15年もののワインビネガーを使ったところ、酸味の角が取れていて素晴らしい仕上がりになった。

対馬の魚侮れない。





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