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ササクレヒトヨタケ
イチゴを育てているプランターに、何やら奇妙なものが生えている。近寄ってよく見ると、ササクレヒトヨタケと確信した。
この状態でも食べられるのだけど、妻は食べないと宣言している。
昔、庭の端にあった古い小屋の陰に時々顔を出していたことを思い出した。当時は食用菌ということを知らなかったので蹴散らしていた。
小屋を取り壊してからは見かけることが無くなり絶滅したものと思っていた。
色々なキノコを食べて、キノコの美味しさに目覚めてから、このササクレヒトヨタケを食べてみたくて探していた。
ところが、ササクレヒトヨタケは一晩で溶けてしまうので、なかなか流通が困難なのだと思う。どこの産直市場でも見かけたことがない。
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フランスではコプリーヌという呼び名で高級キノコに分類されている。
三重県ではこれを商品化しようとしている様子だ。
林業研究所では、大量生産品と形状や風味などで差別化が可能で、商品性の高い
ササクレヒトヨタケの栽培技術を開発しています。今回は、少額の投資で生産可能な野外簡易施設におけるササクレヒトヨタケ栽培について報告します。
今夜の雨で、次の株は発生していない様子だが庭にはササクレヒトヨタケの胞子が生存していることが確認できた。
次に発見したら早速食べてみることにしている。
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