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浦村の牡蠣

牡蠣のシーズンになった。先月三重県の知り合いの船宿まで牡蠣を買いに行ったけど、今年は水温が高いのか、あこや貝が死んだり、海の状況が良くないので牡蠣が育っていないということで売ってもらえなかった。テスト用に剥いた牡蠣をお土産にくれたが粒が小さいだけでとても美味しかった。11月の末、待ちきれずに注文してみると、売ってもらえた。最高にうまい牡蠣を食べて満足している。こんなに美味しい牡蠣は他にあるかなと思う。

昔、アルカトラズ島を眺めながら フィッシャーマンズワーフで牡蠣を食べた。地元の人は生牡蠣を食べないみたいで私と友人が生で食べているところを沢山の人が次々に見物にきた。「こいつら気が狂ってる」という顔をしている。サンフランシスコの牡蠣は鉄臭かった。

グランドセントラル駅のオイスターバーは牡蠣を一粒ずつ注文できる。サンフランシスコの牡蠣、ニュウヨークの牡蠣等沢山の産地が明記されている。牡蠣は産地によって全く味が違うのでこのシステムは楽しい。知らない店で食べるときは少し怖いので半ダースまでにしている。残念なのはアメリカでは牡蠣のソースにケチャップを使っている。

シドニーの牡蠣が今まで食べた牡蠣の中で中で一番記憶に残っている。小粒だが弾力があってクリーミーで味が濃厚。もう一度食べてみたい牡蠣だ。オーストラリア人はフィッシュイーターでないので、海が荒れていない。漁村であっても海が綺麗で独特の磯臭さがない。友人が潜ってみたところ、牡蠣、サザエ、アワビがたくさん有るそうだ。サメもたくさんいるので気をつけるように言われたが、サメのたくさんいる海はまっぴらだ。

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