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レモン果汁

朝は、パン工房デュ・クラージュのトーストを食べることがよくある。バターの風味がよくて楽しみにしている。
今回は、その食パンではなく、カレーパンとクリームパンが用意されていた。

飲み物はシンプルで混ぜ物がないのが好きだから、100%果汁の、還元ではなく、ストレートを常用している。

今回もリンゴジュースが出されていたので、一口、口に含んだところ目から涙が出るほどの衝撃を受けた。
強烈な酸味で、飲み込むこともできない。

目の前にあるボトルを見ると、ロックレモンと書いてある。これは調理用に買ったレモンのストレート果汁で、飲み物ではない。調理の際に小さじに取り分けて使うものだ。

妻が、フジ・リンゴジュースのボトルの横に並んでいたレモン果汁のボトルを間違えてグラスに注いだらしい。色がよく似ているので間違えたのは無理もない。
原因がわかったので、吐き出さずにそのまま時間をかけてゆっくり飲み込んだが、レモン1個分くらいの果汁を口にしたようだ。

妻が笑いながら謝っている。残りは炭酸割りにしてみたが、すっきりとした味で悪くはない。

この後、口直しで飲んだリンゴジュースが、こんなに甘いものであることに気づいた。

失敗から新しい味が生まれるので、面白い経験だと思って感謝している。

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