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結論
『結論』が先に出てしまうと、後は何もすることがなくなって人生がつまらなくなる、と考えていた時期がある。
答えの出そうもない興味を引く事案があれば何にでも首を突っ込んでみた。
しかし、最近は『結論』のヒントにでも出会えると嬉しいなと考えていた。
その矢先、交通事故にあったごとく、『結論』に出会ってしまった。
葉室頼昭:偉大な人だ。
人生とは何か、人生はどう生きるべきか、の解説をなさっている。
長くなるが発言の一部を抜粋してみる。
そうなんですね。これも宇宙の厳然たる仕組みで、全て全体が次の部分の一部になるという仕組みになっているんですね。例えばどう言うことかというと、原子全体が分子の一部になる。分子全体があるものの一部になる。そうすると、星全体が宇宙の一部になる。こういうふうに、すべて全体が一部になるという厳然たる仕組みなんですね。
人間の体でもそうなんですが、これは国際化ということにもつながってくると思うんですね。結局、日本人が世界の一部になるんだから、決して世界の人が全部同じことをやるというのが国際化ではない。それぞれが全体の一部なんです。
という厳然たる宇宙の仕組みの鉄則に照らし合わせると、ナショナリズムが正しくてグローバリズムは自然の摂理に反していることが理解できる。
それを日本人は勘違いしてしまって、日本人が英語を勉強し、外国人の真似をして、外国人と同じことをするのが国際化だと考えている人がいますが、とんでもない話で、それをやったら人類は滅びる。こういうことなんですね。全部が均一になったら滅んでしまうんです。
平等というのは、それぞれが自分の特徴を持って生きるということだったのだ。
男女の問題もそうなんですね。男女平等といって、女性と男性が同じようなことをするのが平等と考えている人がいますが、女性は女性の生き方というのがある。男性は男性の生き方がある。神様から与えられた生き方というのがある。それぞれが特色を持って生きて、お互いがバランスを取っていく。それが人間の世界でしょう。それを全て自由とか民主主義とか、平等という考え方の履き違えで、同じことをするのが平等だと考えたところに、この間違った社会ができてしまった原因があると思うんです。
男性の育児休暇制度などが整備されてきて、イクメンなどという言葉を聞く機会もあるが、本来、男性には育児能力が無いのだ。
女性は、感覚が鋭く他の作業をしていても子供の鳴き声とか、異常にはすぐ反応することができる。また、子供の夜泣きに起こされてもすぐ熟睡に戻れる。
男性は、作業に没頭すると、子供の鳴き声や異常に反応することができない。また子供の夜泣きに起きることはないが、起きた場合は今度は寝ることができない。
男性が、能力を有しない育児に関わるようになると、大事故が発生する予感がしてならない。
個性のある部分が集まるから全体ができるのであって、同じものが集まっても滅びるばかりだ。右足が5本あっても邪魔なだけだ。
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