脳が邪魔をする

リズムの原理は『音楽は音有と音無の境界をギリギリまで責める。』『絵は物体と空間の境界をギリギリまで責める。』という理解に関連付けた。今回のメインテーマは『絵はリズムだ。』だったので絵について考察する。

物体と空間の境界をギリギリまで責めることにして描き始める。描き始めると見えているのに見えない。勝手に脳が反応してしまい『見れども見えず』状態になる。私の脳は現実を見るのが苦手なようだ。私の脳は行動処理を単純化するためにルーチンワークを設定し、作業を手早く済ませようとしている。物体を書き始めるとことごとく歪んでしまう。空間を優先的に書くと随分と現実に近くなる。脳は全く邪魔だ。

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