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丸山千枚田

熊野本宮大社に向かう経路は色々ある。

大阪から南下するコース、奈良から天理市を通過して桜井、橿原、五条、十津川を抜けるコース、東名阪自動車道を通り三重県から、新宮、熊野というコースがあるがその時の気分次第で変えている。

今回三重県よりのコースを使い、尾鷲、御浜町から熊野を目指した。

途中に丸山千枚田の案内看板が出ていて、それを見た妻はそこへ行きたいそうだ。帰りに立ち寄ることにして熊野本宮参拝を済ませた。

帰途、丸山千枚田を目指したが、途中にあった紅梅を目標にした。とても見事な木で、「さすが梅の産地だけあって綺麗だね」などと呑気に喋りながら近寄ってみたところ、梅ではなく河津桜であることが判明した。

川津桜

トンチンカンな失敗を繰り返しながら、丸山千枚田に向かう道を見つけた。
タイヤが脱輪しそうなくらい道が細く、田植えのシーズン、稲刈りのシーズンなどとても近寄れそうにない。

この時期に来て良かったと思いながら運転していると、横で妻が「嫌だー!こんな道。怖い!」などと言い出した。
「嫌だと言っても、行きたいと言ったのはお前だろ」と心では思っても、決して口には出さず、無事目的地に到着した。

何も植わっていない春先の千枚田の景色は見事だった。
妻は熱心に携帯で写真を撮っていた。

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