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契約とは

契約は日常業務において非常に重要な働きをする。

企業間、個人間、企業と個人間といろいろな契約が締結されている。その契約書に基づき全ての業務が遂行されて行く。

日本国内の契約と、対外国との契約書の違いが気になった。

対外国との契約は契約書が100ページを越す分厚いものになることが普通だ。日本国内での契約書は数ページと非常にシンプルだ。

契約に関する理念が日本と欧米とはまるで違うことに気がついた。

日本国内の契約は契約条項を守ることが前提で書かれている。最後の方のページにに違約が有った場合の紛争解決の方法として、どこどこの裁判所にて行うと書かれるのが普通だ。

外国の契約書は、契約に違反することが前提で書かれている。違反した場合の対処の仕方が明確に記載されている。

結婚も契約の一つの方法だが日本と外国の考え方の違いがはっきりとしている。日本においては、「夫婦相和し理想の家庭を作ることを誓います」と神前、仏前等で誓詞を読み上げる。

アメリカ人の友人の結婚式に出席したことがあるが、家庭運営の細かな条項を読み上げた。生活費は誰が稼ぐ、病気の時はどうする、育児は誰がする、食事は誰が作る等々細かい条項を書き出しそれに違約した場合の対処を全て決めてある。浮気をしたらどうするまで決めている。

違約した場合すぐに淡々と実行されることになる。




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