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イタリア大好き

ローマへ発つ朝、レセプションでチェックアウトする時にスタッフの皆さんから「パスポートと財布が出て来てよかったね」とお祝いの言葉をいただいた。更に「あなたは又ここに忘れ物をするんだろうけど今度は何を置いて行くの」とジョークで送り出してくれた。とてもハッピーになったけど失敗はこれだけで無いんだよね。思い出してみると1、列車チケットを無くした。2、iphone置き忘れ。3、ジャケット置き忘れ。4、パスポートと財布を置き忘れ。5、フィレンツェからミラノへ行く列車を間違えた。6、チケットを間違って購入。7、WiFiを使い過ぎ大事な場面で使えない。8、最終列車を確認してなくてフィレンツェに泊まることになった。9、ホテルを予約したがとんでもないところだった。ローマ初日にトレヴィの泉でカモメに糞をかけられた時にガイドさんは「運が付きましたね」と言ったけど。

九難去って無事ローマについたわけだが、イタリアにいる間中ほんとに食事が美味しかった。カメリエーレのサービスも最高。20年前はほとんど英語が通じず通訳を連れて歩いたけど、今回はほとんど英語だけで用が足りた。イタリアの料理が美味しいのは当たり前で「全ての道はローマに通じる」だったんだよね。全てが揃ってる。pizzaなんてほとんど食べなかったし、パスタは食前に少しつまむだけ。世界三大料理は中華、フランス、トルコだそうだ。誰が言ったのか出典がわからない。トルコはまだ行ってないのでなんとも言えない。ギリシャ料理に近そうだね。中華は、まあまあ美味しいが店による。北京で北京ダックの有名店を4軒回ったけど古典から近代まで色々な調理法があった。「入っても良いよ」と言われた店は数えるほど。『塩と油』が安全で無い店があるとのことです。上海蟹は絶対に食べさせてもらえなかった。フランスはどうかな、メディチ家のお嬢さんが輿入れする時に連れて行ったシェフ等によるイタリアの家庭料理みたいなものだと言われてるがどうでもいいことだね。自分が食べて美味しいものが最高。

今回の旅行で感じたのは『イタリア人は皆フレンドリーで、親日的』。悪かった人は3人だけ、トレニタリアの職員、イタロの事務所を知ってるくせに教えてくれなかった。あとの二人はミラノ残留した際のひどいホテルの従業員。いきなり20€のチップを恐喝まがいに請求した。いく先々で「どこの国からきたの」と聞かれるから「ジャパン」と答えるとほとんどがウットリ羨ましそうに「いいね」と言ってくれる。どんどん話が弾んで行くので『やっちゃった失敗』などすっかり忘れてイタリア大好きになってしまいました。

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