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日本神道
日本の歴史を調べていると、たくさんの意見が交錯していて、これだという決め手がないようです。
特に日本史に深く関連してくる神道には興味を持っています。
手当たり次第、読んでいますが、鹿島曻氏の『日本神道の謎』は非常に断定的で面白い記述がされています。
お正月といえばしめ縄がある。沖縄空港ではわら製のハブが売られているが、しめ縄はその尾の部分と同じものである。
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なるほど、似てなくもないが、断定して良いものか、疑問は残ります。
神道は宗教なのか
という大事な論点を挙げながら、神道はおまつりでありファッションである。
と結論づけておられます。
ここで、宗教とは何かを整理しておきますと、
宗教(しゅうきょう)
英: religion)は、一般に、人間の力や自然の力を超えた存在への信仰を主体とする思想体系、観念体系であり[1]、また、その体系にもとづく教義、行事、儀礼、施設、組織などをそなえた社会集団のことである。
神道は教義を備えていないので宗教でないことが確認できます。
また、靖国神社に言及して
靖国神社の御祭神は何か。明治以降の日本の戦死者たちである。つまり英霊である。したがって、靖国は、戦死者のメモリアル・ホールである。
このように述べていますが、明治以降ではなく幕末から始まっており、戦死者を祀っているのではなく「神」をお祀りしているのです。
靖国神社に祀られる「神」は、戦死、戦傷病死をした軍人であり、「靖国は、戦死者のメモリアル・ホールである」という表記には少し違和感を感じます。
靖国神社(正式名称は靖國神社)は、江戸時代の幕末、長州藩(山口県)で1863年に結成された奇兵隊士の霊を弔うために、高杉晋作(1839~1867年)が招魂社造営を発議したことに始まる。
靖国神社に祀られる「神」は、戦死、戦傷病死をした軍人、軍属とそれに準じる人々であり、新たな戦死者が出るたびに「祭神」に加える合祀の手続きが取られることになっている。靖国神社の資料によると、合祀者の総数は246万人強となっている。
日本人はこの宇宙、世の中が「神」というか「大いなる力」と表現するかはわからないが、自然の全てが「神」であると理解しています。
自分もその一部だと感じており、死ぬとその自然の一部に戻ると感じています。
各神社に、いろいろな名前の神がお祀りされていますが、八百万の神がみの全てが「大いなる力」の一部です。
亡くなって、自然に帰り「神」に一体化した人を戦犯などと呼び、辱める人はいないと信じています。
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