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真夏日
青空に誘われて妻とドライブに出かけた。
真夏なんだけど巻雲が見え、微かに秋の気配が感じられる。
景色を楽しみながら、いつもの『来た道をかえらない』癖を出してそのまま進んでいった。
「地球は丸いからいつかは帰り着くよ」などとアホなことを言いながら山道に差し掛かったところ、急に道路が狭くなり、つづら折りが迫ってきた。
こんな道は大好きなんだけど、すれ違えるだけの道幅がない。対向車が来たらどうしようもない、どちらかが何km もバックしなければならない。
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のんびりとスピードを出さずに前進したが、すれ違ったのが、バイク1台だけという幸運に恵まれた。
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更に前進すると、突然現れたのが、この案内板。
道が狭い上に落石があれば立ち往生してしまう。おまけに、日曜日なので役所は休みだ。
「落石があったらバックをする」と覚悟を決めて、前進した。
走りながら、日本の自然の素晴らしさを感じていた。また土木行政の凄さも感じている。こんな山道でも、綺麗に舗装がなされている。
山道を走ると、自分はすごい国に住んでいるんだなと実感できる。
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