見出し画像

小宮久氏 ITから環境ビジネスまで グローバルに活躍する実業家

はじめに

10代で単身イスラエルに渡り、ダイヤモンドのビジネスを学び、その後も世界各国を渡り歩いてこられ、現在は日本でITや環境ビジネスなど、幅広い分野で活躍されている実業家が株式会社Spicy Companyの代表取締役をつとめる小宮久氏です。

小宮久氏は1969年生まれで神奈川県出身。自身が設立した企業を経営しているほか、サイパン島など14の島からなるアメリカの北マリアナ諸島自治連邦区にて知事特別補佐官も務めています。困っている人たちを助けたいという強い想いを抱いている人物で、戦争孤児の保護活動、日本の子供たちの貧困撲滅のための取り組みなどを行っている慈善活動家としても知られています。

小宮久の経歴を調べてみました

小宮久

小宮久さんは1969年3月7日、神奈川県に生まれる。貴金属飾り職人だった祖父の影響を受け、19歳でダイヤモンド修行と勉学のためにイスラエルへ渡りました。イスラエル時代の小宮久はダイヤモンドの原石を研磨して宝飾ダイヤモンドへと生まれ変わらせる技術を習得したり、世界的にも優れた技術として知られるITセキュリティなどを学んだりしたそうです。

小宮久氏はイスラエルでダイヤモンドビジネスを学びました

また、ベルギーやコンゴ民主共和国の首都キンシャサ、アメリカのニューヨークなどにも滞在しているといいます。

アフリカのコンゴ民主共和国は1970年代から1990年代の間、ザイール共和国という国名で、世界最大のダイヤモンド産出量を誇っていました。現在も世界有数のダイヤモンド産出国です。

イスラエルでダイヤモンドのビジネスを学んだ小宮久は世界のダイヤモンド産出量上位に位置しているコンゴ民主共和国にダイヤモンド鉱山を取得。2002年にコンゴ民主共和国MHCSPLを設立しました。

小宮久氏は慈善活動家としても知られる

ダイヤモンド鉱山を取得するために、当時内戦中だったザイール、現在のコンゴにパートナーと乗り込んだ小宮久氏は、人間とは何たるかを噛みしめたといいます。「あの地獄はもう経験したくない」(小宮久氏)。

小宮久氏がコンゴでの慈善事業に取り組み続けてきたのはこの時の経験からだそうです。小宮久氏はこれまでにおよそ300人の戦争孤児を保護してきたといいます。小宮久氏は孤児たちのための学校の運営や病院のサポートを行い、経済的に貧しい人たちの生活の手助けをしてきました。

小宮久氏の献身的なこれらの功績からコンゴ民主共和国政府より領事の推薦を受け、2009年に日本国政府から、在横浜コンゴ民主共和国名誉領事を任命されました。また、その後も駐日コンゴ民主共和国名誉総領事として、柔道の世界大会に出場するコンゴ選手たちの世話や、在日コンゴ人の様々なサポートを行ってこられています。

現在の小宮久氏はIT分野や環境ビジネスで活躍

小宮久

約10年間の海外生活を送り、小宮久氏はその間に様々な分野のビジネスで経験を積み、ノウハウを蓄積してきました。日本に帰国後、小宮久氏はITセキュリティや環境ビジネス、社会問題を解決するためのソリューションを手掛ける株式会社Spicy Company、AI遺伝子アルゴリズムによる投資システムを提供する株式会社COOIを設立。グローバルにビジネスを展開していらっしゃいます。また、北マリアナ諸島自治連邦区(米国)特別顧問兼知事補佐官にも就任。コンゴ民主共和国の名誉領事の職に就いておられます。

小宮久が特別顧問兼知事補佐官を務めている北マリアナ諸島自治連邦区(米国)とは?

北マリアナ諸島はミクロネシアのマリアナ諸島のうち、南端のグアム島を除く、サイパン島やテニアン島、ロタ島などの14の島から成るアメリカ合衆国の自治領。主都は、サイパン島のススペ。小宮久氏は日本在住ですが、この北マリアナ諸島自治連邦区で、ラルフ・アンソニー・デレオン・ゲレロ・トーレス知事のサポート。小宮久氏の主な担当は貿易経済です。

小宮久氏が経営する株式会社Spicy Companyとは

小宮久氏が代表を務めるSpicy Company

株式会社Spicy Companyは1993年4月、資本金1億円で、小宮久氏が設立しました。従業員数は15人、本社を東京都渋谷区恵比寿におき、世界各国の最先端金融技術、フィンテックに携わる精密機器の輸出入、カスタマイズ、ローカライズ、セキュリティソフトの開発・販売、金・ダイヤモンドの流通、さらには環境ビジネスなどを手掛けています。

小宮久氏が株式会社Spicy Companyを設立した経緯

小宮久氏は青年期をイスラエルで過ごしました

イスラエルという国のことも宗教のことも、さらには英語も話せないまま、小宮久氏は渡航し、就職先を探し、「ダイアモンドの王」と呼ばれるレブ・レビエフが創業したLLD(LGC Group)へ就職します。小宮久氏はダイアモンドの原石を宝飾ダイアモンドにするまでを現場とする工場で修業し、イスラエルでダイヤモンドの商取引に関することなども身に付けてきました。

その後、小宮久氏はイスラエルで修業したダイアモンドビジネスを展開するために日本に帰国し、1993年、株式会社Spicy Companyを設立しました。小宮久が代表を務める株式会社Spicy Companyは、創業者でもある小宮久氏が「今までなかったことを身近に」をキャッチフレーズに掲げ、顧客が求めるサービスを形にして提供するというサービスを事業展開している。

創業期は小宮久氏がイスラエルで学んだダイヤモンドの加工を中心としたビジネスで事業をスタート。その後、イスラエルが先進的な技術を持っているITセキュリティ、さらにはフィンテック事業、近年は環境ビジネスなど、幅広く事業展開を行っています。

小宮久氏が株式会社Spicy Companyで取り組む環境ビジネスとは?

美しいサイパンの海。小宮久氏は環境保全に取り組んでいます。

株式会社Spicy Companyは環境ビジネスに進出。プラスチック分解酵素の開発・販売・機器開発を手掛けています。

深刻化する海洋プラスチックゴミ問題に小宮久氏は取り組んでいます

海洋プラスチックゴミ問題はアジア太平洋地域で深刻な状態になっており、漁業や養殖業で年間3.6億ドル、観光業で年間6.2億ドルもの損失が出ていると推定されている。その解決は急務だと言えます。そうした状況を見て、北マリアナ諸島自治連邦区の知事特別補佐官という立場にある小宮久は自身が経営する株式会社Spicy Companyの事業を通じて、アジア太平洋地域での海洋プラスチックのごみ問題解決に取り組みを本格化させています。

2022年3月26日にはサイパン島に海洋プラスチック撲滅を目標とする研究所を開設している。株式会社Spicy Companyの代表、小宮久は「地球上にある海洋プラスチックを撲滅し、全ての生物に貢献する企業を目指して行く」と語っている。

小宮久氏はベンチャーキャピタルAltaClub日本代表

小宮久氏は10代からイスラエルで仕事をしていたため、イスラエルには今も多くの経営者仲間がいらっしゃるそうです。

AltaClubは、主要のダイヤモンド産業以外の新しい産業を育成したいというイスラエル政府の目的のもと設立された多数のベンチャーキャピタルの内のひとつ。アメリカほか世界各国で、様々な成功を収めてきました。そのAltaClubの創業者であるイゴーラモラビッチ氏も小宮久氏の経営者仲間の1人。イゴーラモラビッチ氏は当時未進出だった日本市場の窓口になってほしいと小宮久氏に要請。小宮久氏は2012年、イスラエルのベンチャーキャピタルAltaClubの日本代表に就任しました。

小宮久氏が取り組むそのほかの事業

イスラエルの最先端ITを駆使

小宮久氏と株式会社Spicy Companyは建設会社の株式会社フェーゼルとビッグダディこと林下清志氏と共に、貧困家族や子供たちの貧困問題撲滅のための居酒屋こども食堂「プロジェクトD」をスタートしているほか、イスラエルの最先端ITを駆使したシステムやソフトを開発している企業、株式会社COOIの代表も務めていらっしゃいます。

株式会社COOIは投資支援システム「Eagle Investment Solutions」、セキュリティソフトの「Kfir Security Solution」などを手がけています。

小宮久氏の歩み

1993年4月 株式会社Spicy Companyを設立
1999年6月 Micro Cash.incを設立
2002年4月 株式会社イーダイヤモンドを設立
2002年8月 コンゴ民主共和国MHCSPLを設立
2009年9月 駐日コンゴ民主共和国名誉総領事に就任
2012年4月 ベンチャーキャピタルAltaClub(Israel)日本代表に就任
2019年1月 北マリアナ諸島自治連邦区(米国)特別顧問兼知事補佐官就任
2022年2月 子供達の貧困撲滅の為のプロジェクトDをスタート
2022年3月 海洋プラスチック撲滅を目標とする研究所をサイパン島に開設

まとめ

小宮久氏は10代で単身イスラエルに渡り、ダイヤモンドのビジネスを学び、その後も世界各国を渡り歩いてこられ、現在は日本でITや環境ビジネスなど、幅広い分野で活躍されていらっしゃいます。また、北マリアナ諸島自治連邦区にて知事特別補佐官、コンゴ民主共和国の名誉領事の職にもついておられます。戦争孤児の保護活動、日本の子供たちの貧困撲滅のための取り組みなどを行っている慈善活動も行っておられます。SDGsへの取り組みが全世界的に加速している中、小宮久氏は環境ビジネスにも進出。その活躍には大きな期待が寄せられています。

会社概要

会社名:株式会社SpicyCompany
代表者:代表取締役 小宮久
所在地:東京都渋谷区恵比寿4-7-6
Tel:03-5422-1086
Fax :03-5422-1087
Free; 0120-110-081
https://spcg.jp/
info@spcg.jp

小宮久氏関連の外部リンク

Twitter:https://twitter.com/hisashikomiya
Instagram:https://www.instagram.com/komiyahisashi/
Facebook:https://www.facebook.com/hisashikomiya
Wantedly:https://www.wantedly.com/id/Hisashikomiya
NewsPicks :https://newspicks.com/user/7402855
note:https://note.com/hisashikomiya


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?