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えっ違うの?天才と秀才の違い

同じような意味の天才と秀才

天才とは、天から与えられたような、人の努力では至らないレベルの才能・その人を指し、主にきわめて独自性の高い能力的業績を示した人を評価したり、年若いのにあまりに高い才能を示した人への賛辞的形容に使われる。

能力の多寡によって、天才と一般人とを分類することは非常に困難である。折角素晴らしい能力を持ちながらも、それを発揮する機会もほとんどなく「偏屈人間」として生涯を閉じる者や、病気、事故などの不幸により能力を失う、能力を発揮する前に亡くなる者、たとえ才能を存分に発揮しても時流に受け入れられず、生前に評価されずに不遇の人生を閉じるゴッホやシューベルトのような天才もたくさんいる。

まさにバカと天才は紙一重

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秀才

秀才は、「人より秀でた(優れた)能力がある」人のことである。それは、特に訓練によるものや、周囲からの良い影響によるもの、当人の持っている素質などにより、優れているものとされる。反対語としては凡人が挙げられる。

今日では一般に、秀才は学習に励んで学識を積み、その体系付けられた知識で問題を解決できる能力があるとされる。このため、社会的地位は相応に高い所が与えられ、一種の尊称として秀才と呼ばれる。

それをふまえて違いを

関連する言葉に天才があるが、天才が周囲の人間や、時には本人にさえ説明の付かない経緯で回答を導き出す一種異能者への畏怖心を含むのに対して、秀才と呼ばれる場合は、理知的に裏打ちされた高い総合能力の持ち主を指す。したがって、「知的障害をもつが高い芸術性を示す人物」(サヴァン症候群など)を天才と呼ぶことはあっても、秀才と呼ぶことはない。

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