勝手に電力2.0 vol.7(EV100向けビジネス)
今回は少し趣向を変えて、今年くらいから話題になった
EV100
について書きたいと思います。
下記webサイトに分かりやすく書いてますが、
https://www.esg.quick.co.jp/news/759
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・企業が直接所有またはリース保有する車両の電化
・サービス契約に電気自動車の使用に関する規約を設ける
・関連するすべての施設内に電気自動車用充電設備を設け、従業員の電気自動車利用を推奨する
・関連するすべての施設内に電気自動車用充電設備を設け、顧客の電気自動車採用を推奨する
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なんと、
CO2そのものに言及がない
のです。おそらく裏の目的はCO2削減だと思うのですが、その電力の由来は問われていないのが現状です。
となると、EV100向けビジネスは
・CO2フリー電気
・自家消費太陽光
がメインではない
ということになります。
となると、
社用車をEVに変えていけば、リースが一周する5〜6年後には達成するんじゃね?
みたいな発想になると思います。もちろん、EVの価格もガソリン車に近づいてくると思うので頑張れば2030年に達成するのもあると思います。
ただコミットしているので、成り行きに任せるだけでは不安になりませんか?
おそらく
EVの導入コストがまだまだ高い!
というのがネックなので、以前に少し書いた話でもありますが、
EV導入メリットがガソリン車を超える必要があります!
ということで、経済的メリットとして、
①EVランニングコスト改善
・充電器制御による負荷率改善
→ピーク電力は上げない時間帯にEVを充電して、ランニングコストを下げる
・カーシェアなどでEVを借りて、自社所有車を削減
・屋根上太陽光の電気を利用
→設置コストが14円/kWhに迫るのであれば系統電力より既にランニングコストが安い場合あり。
・遠隔対応の業務を増やして、移動そのものを削減
→時間短縮のためテレビ会議なども受け入れられる時代になる可能性あり。
・ライドシェア、自動運転の利用
・2032年以降、卒FIT全量太陽光発電所に、充電器を設置して充電させる
→僻地にあるので自動運転車の充電にはなるが、託送料もかからないので、格安充電が可能。
②電力コスト削減
・V2B装置でピーク電力を下げる
③他人との割り勘収入による補填
・EVシェアリング
→平日夜、休日にEV貸し出し。遠隔ロックが出来る今となっては可能。
・充電器シェアリング
→平日の昼間など、充電器をシェアし、充電させることで、手数料収入を得る。従業員のEVを充電させるのもあり。
みたいな案が考えられる。
実は、技術的にはやれないことはないが、おそらく決済プラットフォームのパーツが足りていないと個人的には思う。
日本では、パーク24かアキッパがそのプラットフォームの最有力候補だがら親和性から言うと、didiやubarがよいと個人的には思う。
ライドシェアが解禁になったと同時に充電器シェアも出来るような流れができると面白い。
ライドシェアの運転手向けに激安充電器シェアをサービスとして提供してもいいし、法人向けのリース社用車削減にライドシェアも使えるので、会社の駐車場でライドシェア運転手が待つのもあり。
こんなビジネスがライドシェアの解禁とともに花開きそうな予感がします!
電力関連を中心にほぼ毎日気づきを書いてます!少しでもお時間があれば立ち寄ってご一読いただけると嬉しいです!