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今季J2からJ1へステップアップした注目選手集


中の人独断(異論は認めます)
今季J2からJ1へステップアップした注目選手集

毎年この時期が来るとJ2サポさんは移籍情報にソワソワしてしまうと思います。推しチームの有力選手にJ1のクラブの手が……選手のキャリアを考えたら仕方ない、けれどチームの事を考えたら残って欲しいという板挟みになりますよね。そんなサポさんの代弁ではないですが、うちの子はこんな子なんですと言うのを踏まえ個人昇格組期待の選手を厳選してみました。
※チームに偏りがありますが、移籍ネタですのでご了承下さい。

永井堅梧
期待度★★★☆☆
清水◀北九州
昨年北九州のハイライン戦術を維持した原動力。カバーエリアもさる事ながら、1対1などの決定機阻止でも好成績を残した。清水では新加入の権田を含めて熾烈なレギュラー争いにはなるが、監督が変わった事もありフラットな位置からスタートはできる。キャンプからのポジション争い含めて非常に楽しみな選手である。

田代雅也
期待度★★★★☆
鳥栖◀栃木
昨年栃木の躍進を支えた田代、本当に昨年は素晴らしいの一言に尽きる。彼のハイラインのコントロールがなければ栃木の戦術が成り立たないといっても過言ではなかった。素晴らしいキャプテンシーで精神的にも強く鳥栖のチームカラーにとても合いそうな選手である。苦労してきた分J1でも暴れて欲しい選手、頑張れ!

中塩大貴
期待度★★★★☆
横浜FC◀甲府
甲府がターンオーバーをしていた事もあり22試合の出場にはなったが、立正大からのルーキーイヤーで十分な成績を残した。左利きでフィード、守備力の高さをみせ甲府に将来有望な若手がでてきたなと思った所だったが見つかってしまった。横浜FCは小林のレンタルバックがあったが、その穴を埋めるにはぴったりの選手である。

岡村大八
期待度★★★★★
札幌◀群馬
札幌が近年ずっと欲しがっていたCB候補。宮崎から群馬に戻った昨年はJ2全試合フル出場を果たし、チームの無くてはならない存在となった。対人の強さ、フィード力など札幌のCBは求められる事が多いがこなせる能力は十分に有る。将来を見据え年齢的な部分を含めてかなり期待値の高い補強であることは間違いない。すごく良い補強です。

新井直人
期待度★★★★☆
C大阪◀新潟
右SBもCBもこなせる万能型の彼は、今季オフに激しい争奪戦に勝利したC大阪へ移籍した。個人的には去年移籍していてもおかしくないなと思っていたが、今年は見事にステップアップを果たした。終盤は左足第五中足骨骨折にて離脱したが回復見込み。守備だけではなく攻撃も期待できる総合値の高い選手である。

櫻内渚
期待度★★☆☆☆
神戸◀磐田
J2磐田を満了後にJ1神戸へ移籍したレアケース。正直な話レギュラーになれるかは微妙ではあり、移籍に関してもネガティブな意見も多かったのは事実。しかしながら、彼は柏の大谷選手のようにチームのまとめ役としては適任である。考え方にもよるが、もし神戸がピッチ外の部分を含めて補強したのであれば個人的には今の神戸に足りない部分を補える選手だと思う。

福森健太
期待度★★★★☆
大分◀北九州
北九州では右SBを主戦場としてきたが、大分では1つ前で使われると予想される。恐らく田中の移籍での補強となるが、穴を埋めるにはぴったりの選手である。力強い推進力はもちろん、えぐい曲がり方をするフリーキックも魅力的。大分はJ2からの補強が本当に上手いなと思える補強である。流石片野坂監督脱帽です。

井上潮音
期待度★★★★☆
神戸◀東京V
ユースから東京V育ちの井上は今季新天地への移籍を決意した。昨シーズンは永井監督のもと様々なポジションでプレーしたが、持ち前のセンスで難なくこなした。特に東京Vは戦術が難しいため大変だったと思う。神戸でどこで使われるかは注目ポイント。適性はあるが高いレベルでどこでも出来るため、今季は様々なシーンで貢献することを期待している。

明本考浩
期待度★★★★★
浦和◀栃木
右サイドからFWまで使われたプレスマシーン。守備では献身的にチームに貢献しつつも、攻撃ではゴリゴリに仕掛けていく姿はギャップ萌えである。彼が昨年受けた被ファール率はJ2上位で、ファウルでしか止められなかったということになる。突破もさることながら、良い位置でフリーキックを得られれば浦和の得点力解消にも繋がるであろう。

中村駿
期待度★★★★☆
湘南◀山形
山形のゲームメーカーJ1へステップアップする説が今年も立証された。山形の頭脳は今年さらにプレーの幅を増した、守備では高いインターセプト率をあげ、攻撃では低弾道のミドルシュートを連発攻守において無くてはならない存在であった。主力が抜けた湘南ではレギュラーになれる可能性は大。今季は湘南の頭脳として活躍を期待したい。

塚川孝輝
期待度★★★☆☆
川崎◀松本
昨年苦しんだ松本において、チーム状況に左右されながらも光る存在であった塚川。展開力のあるプレーはもちろん、昨年は空中戦でも相手を凌駕シーズン9ゴールは立派な成績である。ボランチが適正だがCBもこなせるのは魅力、来季過密日程の川崎では間違いなく重宝されるタイプ。レギュラー陣の壁は高いが、乗り越えれば素晴らしいキャリアが待っているであろう。

渡邊凌磨
期待度★★★★☆
FC東京◀山形
昨年の山形での活躍を見れば、そうなりますよねーって言う移籍です。間違いなく昨年は山形の攻撃の核であり、適切なポジショニングからの仕掛けや周りを使う動きなど攻撃を円滑に進めるにはもってこいの選手。個人的にはスタメンで来季開幕戦に出てきても全く驚かないレベルなので、是非レギュラー争いに割って入って欲しい。

小泉佳穂
期待度★★★☆☆
浦和◀琉球
リカルドロドリゲス監督がいかにも欲しがりそうなドリブラータイプの選手である。昨年琉球ではベンチスタートながら結果を出しすぐにレギュラーを奪取。MFならどのポジションでも起用でき、自分で仕掛ける事も人を使うことも出来る高い技術を持っている。また、守備でも素早いトランジションからさぼらずハードワークする。それでいてイケメン、文句ない。

杉本太郎
期待度★★★☆☆
福岡◀松本
増山のレンタルバックを受けての補強となった杉本。正直昨年の増山は長谷部福岡にどハマりしていたので、彼と同じタスクをこなせるかというと難しいとは思う。しかし、杉本も献身的にハードワークできるタイプではあるので期待したい。課題とすれば守備面の強度、昨年よりもより今年はそこを求められるのでキャンプでしっかり落とし込んでいきたいところである。

飯野七聖
期待度★★★☆☆
鳥栖◀群馬
昨年後半大ブレークをした彼の勢いは止まらず、一気にJ1までステップアップを果たした。彼のブレイクと共に群馬の成績も向上、物凄いスピードのドリブルは間違いなくチームの武器になるであろう。また、左でも右でも稼働できることも魅力的である。森下が移籍した鳥栖からすれば代役を担うにはぴったりの補強選手であろう。

ディサロ燦シルヴァーノ
期待度★★★★★
清水◀北九州
北九州躍進のキーマンとなった彼には早い段階から複数のチームが関心を示していたが、見事獲得レースを制した清水への加入が決まった。J3、J2とチームと共に確実に成長を遂げ昨年はウタカに次ぐ18Gは立派である。決定率や90分得点率はウタカを上回っており、今季清水でフィニッシャーとしてどのような結果を見せてくれるか非常に楽しみな選手である。

加藤陸次樹
期待度★★★★★
C大阪◀金沢
Y氏が昨年J2で1番楽しみに見ていた選手、ルーキーで全試合出場13Gは立派過ぎる成績である。FWもセカンドトップ的なこともでき攻撃的な汎用性は非常に高い。ライン上で勝負ができてその動き出しや受け方は本当にセンスの塊だと思う。C大阪はパスが上手い選手が多いため、ホットラインを形成出来ればJ1でも得点を量産できる可能性は高い。本当に期待している。

町野修斗
期待度★★★☆☆
湘南◀北九州
昨年ディサロとコンビを組みJ2を席巻した町野、後半戦はやや低調なパフォーマンスになった事は確かだがポテンシャルは十分である。湘南は今季オフに多数のIN、OUTがありスタメン争いはほぼフラットでスタート出来る。使って使われてというタイプなので、好相性の相方が見つかれば上手くハマるであろう。後はシーズン通して安定したパフォーマンスを見せたいところだ。

渡邉新太
期待度★★★★☆
大分◀新潟
本間ばかり取り上げられるが新潟の攻撃の核と言えば渡邉もそうである。昨年は怪我によりシーズン半分が離脱となってしまったが、稼働出来ていれば間違いなくキャリアハイ前後の成績は残せていたであろう。得点感覚はもちろん、ゴールへの執着心も強く片野坂大分にはぴったりな選手であろう。片野坂監督がどう味付けするかとにかく早くみたいです。


この他にもたくさん期待の選手はいます。J1でも活躍する事を祈っております。

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