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そのだ競馬の楽しみ方【フォロワー5000人突破記念】

こんにちは、こーきです。
本日はフォロワー5000人突破記念ということで、兵庫競馬(そのだひめじ競馬=以降そのだ競馬)関係の記事を書いてみることにしました。

そのだやってみたいけどよくわからない、という方向けの記事なのでそのあたりはご了承いただきたいと思います。
その他、追記してほしい内容等あればご連絡いただければ(できる範囲で)追記していきます。

内容は
・クラスについて
・ポイントについて
・昇級・降級と組分けについて
・予想への採り入れ方
この4本でお送りいたします。まずは中央競馬と大きく違う点を知っていただいて少しでも予想してみようかな、と感じていただければ!

・クラスについて

まずは下の画像をご確認ください。
これは6/9(木)のそのだ競馬のレーシングプログラムです。例えば1Rは「C3三4歳以上」(漢数字は組分けと呼ばれるもので後ほど触れます)5Rは「3歳C1」となっています。

このレース名の「C3」や「3歳C1」がそのだ競馬におけるクラスになっています。平たく言えば中央競馬でいう「未勝利」や「2勝クラス」などのようなものです

そのだけいばには、「A1(オープン)」→「A2」→「B1」→「B2」→「C1」→「C2」→「C3」の7つのクラスに加えて3歳世代が6月末までは「3歳A(オープン)」→「3歳B」→「3歳C1」→「3歳C2」と4つの世代条件が設定されています。

中央競馬と大きく違う点は、
・1勝でクラスが変わるわけではない点
・勝たなくても昇級することがある点
・降級がある点
この3つになります。中央競馬だと基本的2.3歳の世代戦を除いて収得賞金と勝ち数がリンクしているので、勝ち数に応じてクラスが変わることが多いのですが、そのだ競馬だとC3クラスに10勝馬がいたりするのです。

※中央からの転入馬のクラス
未勝利→C2、3歳C1
1勝クラス→B1、3歳A
2勝クラス→A2
3勝クラス~→A1
これを知っておくと中央で○地の穴をあけるのに役に立つとか立たないとか…

・ポイントについて

勝ち数や収得賞金でクラスが決まらない。ではどうやって決まるのかというと、そのだ競馬ではレースで1着だと100ポイント、2着だと24ポイントという風にレースで入着するとそれぞれ下記のようにポイントが獲得できます。このポイントによってクラス分けやレース編成が行われています。

そしてクラスごとのポイントがこちら

例えば、C3クラスの競走で勝った馬は100ポイント獲得→C2クラスに昇級する。だったり、もっと具体的だと現在336ポイントでC1クラス在籍のカドカラハジマル号という競走馬は次のレースで2着でも360ポイントとなりB2昇級だが、3着なら348ポイントでギリC1という感じになるわけです。

ちなみに、転入馬はクラスの下限ポイントがあてられます。

・昇級・降級と組分けについて

では、実際昇級・降級、そして冒頭のレース名の画像にあった漢数字の意味について説明していきます。この数字は組分けと呼ばれそのだ競馬では、特にC級在籍馬が多いため、同じクラスのレースが複数同日に編成されることが多々あります。

先ほど例に出したカドカラハジマル号のところでも触れましたが、クラスのポイント上限を突破すれば昇級となります。
ただ、昇級時にはそのクラスの下限ポイントにポイントが修正されるため、カドカラハジマルは次走勝って昇級してもポイントは350ポイントになります。
つまり、レースごとで獲得可能なポイントが最大100ポイントなため、C3クラス以外のクラスは1走抜けは不可能ということです。ここが中央競馬との大きな違いになります。

続いて降級について、そのだ競馬では、2か月に1度奇数月初めに格付修正というものが行われます。この際に近3走の合計着順が多い馬が降級します。
つまりは、C3からC2に昇級したものの、クラスの壁に阻まれ連続着外をとってしまったり、兵庫に転入したものの、通用せず着外を重ねてしまったりすると降級し、下のクラスからやり直してね、という風になります。あとは長期休養馬もレースを使っていないので、降級して仕切り直しとなります。

最後に組分けなのですが、これは同一クラスのレースをポイント上位から順に番組が振り分けられているもので、漢数字が小さくなればなるほど上位のポイント馬が集まっていると考えましょう。
なので同じC3クラスのレースでも、冒頭の「C3三組」(1R)は1.34.1「C3一組」(4R)は1.32.8と一律でのタイム比較はナンセンスとはいえこれだけのメンバー差があると言うことです。

・予想への採り入れ方

ここまで色々と書いてきましたが、予想への採り入れ方は様々です。

例えば、C3一組戦。C2→C3に降級した馬は過去C3勝ちがあるし、力上位だから狙うというのもひとつですし、その際に降級前C2一組で戦っているから地力上位だとか、勝ったC3は四組戦だからそこまでレベルが高くないだとか、馬ごとに戦歴が異なるのでレースを見ることでわかるレースレベルから予想を組み立てる、というのも面白いと思います。
ほかにも、A級やB級では馬柱はきれいだけれど昇級して即通用するかは微妙というような馬が見つかるなど、いろんな目線で出馬表が見られるようになります。

競馬予想の正解なんて結果でしかわかりませんし、色々と試してみて答え合わせをしながらそのだ競馬を楽しんでいきましょう。クラスだとか力関係がわかってくると面白いです。

・おまけ

Q.「勝って同条件」ってなんですか?どうなるんですか?

A.前走勝ったクラスと同じクラスに出走することです。斤量が1キロ増になります。
例に漏れずカドカラハジマル号を使ってご説明します。

https://www.keiba.go.jp/KeibaWeb/DataRoom/HorseMarkInfo?k_lineageLoginCode=30086405056

4/21(56.0キロ)→C2勝ち…ここでC1昇級
5/11(56.0キロ)→C1勝ち
6/3(57.0キロ=勝って同条件)→5着
という風にそのだ競馬では前走勝ったクラスに再度出走する場合は(といってもポイントの関係上どうしようもないのですが)斤量が1キロプラスになります。
これは勝って休養にはいった降級馬も同じで、前走C2勝ち→休養明けでC3出走する際に斤量が1キロプラスになっています。
これがレースの結果に影響したりしなかったりするので、レースが荒れる原因になることも。

Q.こーきさんは何をつかってそのだ競馬の予想をしているんですか?

A.WEB媒体でいろんなところからつまんでいます。
地方競馬情報サイトkeiba.go.jp(馬柱・過去レース動画の確認)
そのだけいばひめじけいば公式HP(ポイント・能力検査のタイム確認)
競馬ブックweb(調教タイム・厩舎コメントの確認)

あとは過去のnoteの自分の見解を読んでこのときどんな馬場やったかなぁとか考えることもあります。参考までに。

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