スト6を”見るのが”楽しくなる~やってよかった体験版~
体験版を触った前後で全く見方が変わったスト6。
自分のための覚え書きとして、また、同じ心境の人がいれば少しでも参考になればよいなと思い記事を書くことに。
ストVプレイ歴2年ちょっと、無差別帯までいったけど格ゲーの知識まだまだ不十分な私。。。
そんな、どちらかというとライト層よりな私の感想や、得た知識などについて。
かっこいい!でも…
昨年2度のクローズドβテスト(CBT)や一部で行われた各種大会・イベントの対戦映像を見てまず思ったこと。
「かっこいい!、、、でも、、、何が起こってるんだろう。。。」
7年前に初めてストVのプロ同士の対戦を見た時には本格的な格ゲーをそれまで一度も見たことがなかったにも拘らず自然と感動して魅了されたのに、スト6ではそこまでの感覚には至らず。
格ゲーを見るのに慣れたから?とは思ったものの一番の理由はたぶん
”ストVに比べると何が起こっているのかわかりにくい”ということ。
ドライブインパクトとか派手なグラフィックを見て、なんかわからないけどかっこいい!すごい!って思う気持ちはあったものの、やっぱり最低限何が起こってるか理解しないと楽しめないものだなと個人的には思いました。
自分なりにCBTや体験版をプレイしている人の配信を見たり関連動画を見たり色々調べたりしてシステムについて勉強してなんとなく理解したものの、それだけではストVと同じように「見てるだけで楽しい」「ずっと見ていたい」とまではいかず、、、
「なんかストVと比べるとシステムも複雑そうだし楽しめるかな…。」
と不安に思っていましたが、あることでその不安が一気に解消しました。
それが、これ
『ストリートファイター6 体験版』
私は、PCしか持っていないのでsteamで配信開始となった5日後から触り始めました。
なんと言っても”無料”という所が、お手軽に始められてうれしいポイント。
体験版では疑似トレモと巷で呼ばれているパートでリュウ、ルークを自由に動かすことができるので、ここで動画やディスコードの情報から得たコンボを見よう見まねでやってみたり…
体験版なのでほんの一部だけどシステムについてチュートリアルで実際自分で操作しながら理解することができたり…
CPU戦ができたり、、、
今までのタイトルよりも、より対人戦に近い動きをしてくるCPUとの対戦も体験版では無限にプレイ可能。
触っているうちにシステムについての理解が深まり、ようやく配信で対戦を見て何が起こっているか理解し、楽しめるようになりました。
ほんと、自分が触りだしてから人の対戦もずっとずっと見てられる🥹
初心者でも楽しめる新機能
「格ゲーやりたいけど必殺技を出すのが難しい…」と思っていた人に朗報の新操作システム、モダンタイプ。これが、体験版でも使用可能です。
今まではタイミングよく方向キーを操作して攻撃ボタンを押してやっと出る必殺技も
ほぼ1ボタンで出ちゃいます。
AI技術を駆使することにより、モダンタイプよりもさらに簡単な操作でそれっぽい対戦を可能にするダイナミックタイプも実装されています。
ただ、私は格ゲー始めたての頃からコマンドを使用して技を出したいという願望があって、そこに楽しさを感じるタイプなので下手だけどクラシックを使いたいなと思います。
経験の差や熟練度に関係なく自分に合った遊び方を自由に選択できるのが、うれしいポイントです。
対戦を見るのが楽しくなった新システム
素人目から見てストVと大きく違う最低限知っておきたい要素
体験版を触ることで理解が深まった要素
ドライブラッシュ
ドライブパリィ
ドライブインパクト
バーンアウト
スト6にはドライブシステムというものがあって、これを知っているのと知らないので見る楽しさが随分変わってくるという印象を持ちました。
色んな動画や各種配信サイトで細かい説明をしてくれているので、ここではサラッとライト層目線からの情報や感想などを書きたいと思います。
まず共通しているのは体力ゲージの下に位置するこのドライブゲージというものが関連してくるということ。
ストVでいうところのEXゲージに似ていますがスト6ではもっと幅広く活用でき毎ラウンドフルゲージからスタートするので開幕からこのシステムを駆使した多彩で迫力あるプレイを楽しむことが出来ます。
次のラウンドに温存するとか気にせず惜しみなくリーサルでも使えるところが自分的にはちょっとうれしいポイントでした。
🏃ドライブラッシュ
イメージ的には前ステの強化版
素早く相手に近づいて有利な状況を作り出すことが可能
相手に近づくだけでなくコンボに組み込むことでダメージの高い連携も可能にするシステム
エフェクトは全キャラ共通で緑がかった色
これは見るだけの人にとっては知る必要があまりない情報かもですが
ドライブラッシュの入力は何種類かあって、
特定の技を当ててから、➡ ➡(前前)
パリィボタンを押してから(押しっぱなしでもOK)、➡ ➡
➡ ➡ 押した後、素早くパリィボタンを押す
3番目の入力に関しては2回目の ➡ を押したと同時くらいにパリィを押すと成功しやすいと感じました。
実は、2番目と3番目でゲージの消費量がちょっと違ってたり、でもラッシュ後に技を当てると回収できて結局一緒だったり…少しややこしい、、、
ドライブラッシュは最初なかなか安定して出来なくて結構難しいと感じました。これをなんなくやっちゃうプロってすごい。
🛡️ドライブパリィ
「普通のガードとどう違うの🙄」といった感じですが、特徴は
パリィボタンを押すことで投げ以外の攻撃を全てガードしてくれる
表でも裏でも上段でも下段でもガード可(なので方向キーの入力不要)
押しっぱなしにしてる間ずっと有効、だけどDゲージは押してる間消費し続ける
パリィが成功したら(相手の技を受け止めたら)Dゲージが回復する
タイミングよく受け止めると「ジャストパリィ」となり有利な状況になる
エフェクトは全キャラ共通で青みがかった色
などなど
多くの人は次に書くドライブインパクトに最も爽快感を感じると思うけど、私は自分が触ってみてこのジャストパリィに一番それを感じました。
欲を言えば、通常のパリィとは違うもっと派手なSE音が出ると爽快感がさらに増しそうでうれしいな。
ちなみにパリィ成功時のSE音は、通常・ジャストともにカンカンという拍子木を叩いたような音。
⚔️ドライブインパクト
「パリィとどう違うの🙄」と思う人も少なくないような気がします。
色々違いはあるけれど、私の中では
パリィは攻撃を受け止めるだけのガードの強化版
インパクトは攻撃を受け止めつつ”攻撃できる”当身攻撃
ストVだとリュウのVスキルの「心眼がパリィ」「入り身がインパクト」という感じ。厳密にはちょっと違うし余計わかりにくいかな…w
取り敢えずインパクトは相手に当たれば勝手に攻撃までしてくれます。
相手が技を出していなくてもガードしていなかったり特定の条件で当てることでスタンさせたり何らかの恩恵を受けやすい感じ。
相手がインパクトを撃ってきたのを見てこちらも素早くインパクトを撃ち反撃することもことも可能。
でも、いざやってみると咄嗟に反応するのがすごく難しい…。
その感覚を体験版で得ることが出来ました。
このインパクト発生時のエフェクトはキャラによって色が異なります。
(パリィやドライブラッシュの色はそれぞれ全キャラ統一)
一部のキャラのインパクトはこの動画にある通り。
プレイする側の意見としてよく「色が異なることで見分けづらい」「パリィやラッシュとインパクトの色が似ているキャラは特に見にくい」ということを耳にしますが、見る側の人にとってはウケはよさそう。
実際、キンバリーのインパクトのカラーはすごくかわいくてキャラのらしさが出てる感じがしていいなって思います。
発生時の色を統一して当たった後にキャラ特有の色にするのがよい、という意見も発売前の今の段階でチラホラ耳にします。
プレイする側と見る側、どちらにとってもよい落とし所に落ち着けばよいなと思います。
そして、、、
パリィとインパクトの入力は2ボタン同時押しで、デフォルトだと
パリィが中P+中K(ストVのVスキルと一緒)
インパクトが強P+強K(ストVのVトリガーと一緒)
大体の人は咄嗟に確実に押せるように2つのボタンを1ボタンで押せるような設定にしてるみたい。
なので自分の中ではドライブラッシュより操作がかなり簡単。
私は左上の小指を添えているボタンにパリィボタンを設置したんだけど、パリィしすぎて右手の小指だけ最近太くなってきた気がします…w
↑ これは藤村さんの新コントローラーの映像から。
スト6では攻撃ボタンを最大11ボタンまで設置可能になって色んな人がボタンの位置などを試行錯誤してるようです。(ストVは最大8ボタン)
🔥バーンアウト
開幕緑色フルゲージの状態だったドライブゲージが消費したり相手の技を食らうことで空っぽになってEMPTYと表示され、、、
キャラが白みを帯びて頭上がチカチカして見るからに弱ってそうな状態に。
こうなるとドライブゲージを必要とするラッシュ、パリィ、インパクトに加え、ストVのEXに当たるOD(オーバードライブ)で技を強化することもできません。他にも色々不利な状況に…
元の状態に戻るには少しずつ増えていく白いゲージがMAXになるのを待つ必要が。
時間経過と共にゲージはどんどん回復に向かって増えていきますが、行動によって増加スピードが変化するという特徴が。
前に歩いて行くとスピードが上がり、後ろに下がるとスピードも落ちたりと何パターンかあるみたい。
バーンアウト状態の時に画面端付近でインパクトが当たると壁に激突してスタンします。スタンから回復すると同時にバーンアウト状態からも回復。
ちなみにストVでよく見たVリバーサル。スト6でもちゃんとドライブリバーサルと名前を変えて存在しています。でも使ってる人見たことない。
それぞれのシステムはもっと細かいルール等があったりするけど初めはそこまで深く詳細について知らなくても十分楽しめる気がします。
スト6は攻めが強いゲーム
よくこういうことを聞くけど、これも体験版を触って実感しました。
ストVで強化技やCAを繰り出すのに使うEXゲージは、自分がダメージを食らったり相手の技をガードすることでも増加するんだけど、
スト6のドライブゲージは相手の攻撃をガードしたり特定の技を食らうと…減ります。
減ったゲージを回復するには自分の攻撃を当てるかガードさせる、前に歩く(前ステはダメ)など積極的な行動が必要。
あとはパリィが成功したり、SAを当てたり、時間経過とともに自然に回復したり、、、これも色々細かいルールがあるみたいだけど見て楽しむ分にはこれだけ知っていれば十分そう。
DRやこういうシステムがベースにあるのでストVのようにじっくり待つプレイではなくアグレッシブなプレイを楽しむ機会が増えそうです。
混乱しないために名称変更について知る
シリーズによって似た性能のシステムでも名称が変わるストシリーズ。
ストVが始まった年から数年間、スト4の名称が配信で飛び交っていて若干混乱した覚えがあります。
現状見ている限り今回もしばらくそうなりそうな予感…
スト6は新規の人もたくさんプレイしたり視聴する可能性が期待されるので、それについて少しだけ。
に変更されています。
ストVではEXゲージが満タンになると繰り出せたCA。
スト6ではSAゲージという独立したゲージが画面下にあって
「1,2,3,CA」と4段階に分かれおり、それぞれ性能等が違います。
1~3をSAと呼び、体力が25%以下かつSAゲージが3になるとCAになるというストV勢にはちょっとややこしいポイント。
体力が25%以下になると体力ゲージが黄色になって
スーパーアーツの表記も3ではなくCAに変化。
SAのことをストVのクセでCAって言っちゃって新規の混乱を招くことが予想される部分かなと思います。
SAゲージに表記されている数字以下のレベルのSAを使用可能(例えば、SAゲージに3と表記されている場合1~3どれでも使える)
各レベルやSA3とCAの違いは主に性能(弾抜けの可否、起き攻めの可否、キャンセル可能な技※の種類とか)、演出などなど。
※キャンセル可能な技:コンボに繋げられる技
コマンド入力によって、どのSAを出すかプレイヤーが自由に選べます
ちなみに、、、
Dゲージはフルゲージから始まり減っていても次のラウンドではリセットされてまたフルゲージからスタート
SAゲージは0から始まり増えた分は次のラウンドに引継ぎ
自分が使ってて楽しいキャラが一番
体験版で使用できるキャラはリュウとルークの2キャラのみ。
多くの人がリュウの方が簡単と言っていて、どっちも最初にチョロっと触った感じ確かにルークは難しく感じました。
なのでリュウでしばらく練習していたんだけど…
なんかテンションもモチベも上がらなくて。。。
スト6のリュウのビジュアルはシリーズの中で一番好きで本当にかっこいいんだけどキャラのコンセプト的にあまり好きではなくてそれが原因かも…
と思い、ちょっとがんばってルークを使い続けてみた結果。。。
めちゃくちゃ楽しい!!
ほんとに難しい要素が多々あるし楽しいと感じる理由はよくわからないけれど、とにかく使ってて楽しくってモチベが一気に上がりました。
やっぱ自分が使って楽しいと思えるキャラを使うのが一番。
今は新システムの使い方をプレイの中で学びつつ対空昇竜の練習中です。
ちなみに、おすすめのキャラと操作を診断してくれる公式の診断テストでは
クラシックケンでした。
ももちさんが初心者にオススメするキャラとして挙げていたので製品版が出たら触ってみようかなと思います。
でも、やっぱり女の子キャラも気になるしルークも使い続けたいなぁ…🥹
プレイに必要な環境
PS4、PS5、PC版それぞれプレイした人の感想を聞いたところPS4でも遜色なくプレイ可能とのことでした。
Xbox版でプレイしている人の感想は聞いたことがなく把握していません。
メーカーが公表しているPCの最低・推奨スペックはこの通り。
これを見る限りストVよりちょっとスペックがよいものが必要そうだけど、体験版をプレイする分にはそこまでのスペックは必ずしも必要ないかも…
公式がベンチマークツールを出してくれているので、それである程度の確認ができます。
私も早速ベンチマークテストを実施した結果、、、問題なし。
スト6をプレイすることを見越してPCのスペックを選んでよかった😌
あとゲームの理解に関係ないけど体験版ではキャラクタークリエイトも楽しめます。(製品版に引継ぎ可能)
体験版をプレイしたまとめ
こんな感じ。
特に「スト6楽しく見たいけど、見ててもよくわからなーい🥺」という人には、とってもオススメです ♪(❛ᴗ❛ و(و˚˙
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