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「時短メイク」という言葉がキライ

めんどくさいことはイヤなので、簡単にできる時短メイクがいいです。
と、たまに言われますが
「時短メイク」でできるお顔は、それ相応です。
そもそも私のレッスンで「時短メイク」というのは教えていません。

例えば、最初は難しいと感じたことも
練習を重ねれば簡単になるし
時間も短縮してゆく。

メイクもスポーツや楽器と同じなんです。

初心者が基礎をとばして

「めんどくさいことは嫌いなので
時短で簡単に上手くなる方法だけ教えて」

と言ってるのと同じ。

初心者の方がフルメイクを学ぶと
最後ヘトヘトになって

「いずみさん毎日こんなことしてるんですか?」

って聞かれますが

「慣れです、慣れ。私がやったら15分ですよ^ ^」

てことなんです。

慣れていけば
自ずと時間は短くなります。

ただ、私もこの全肯定を
毎日丁寧にやりなさいなんて

絶対に言わない。

毎日のことだからこそ
できる範囲で。

「この辺は省いてもいいですよ。
時間があるときに、丁寧にやってみてください。」

とお伝えしています。

時短ではなくて
「やらないことを決める」
のです。

女性は欲張りな生き物だし
毎日忙しいから

「楽して簡単に」
という気持ちはわかるけれど

最初から「時短」という
簡単なもので済まそうとするのではなく

しっかり学んでから
それをどう時間を短縮していくか?

と考える方が健全だし
美しいと私は思うのです。

その肯定すら楽しんでくれたら
嬉しいです。


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