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不安がすーっと消える対処法

はじめまして。「いずみん」と申します。 創業支援をテーマとしたこの「スタラボ」に初めて記事を書かせていただきます。よろしくお願いします。

コロナがなかなか落ち着かないですね。自粛生活など「環境の変化」で将来への不安などを抱えている方も多いのではないでしょうか。
創業を考えている方の中にも、「自分が考えているビジネスはうまくいくのだろうか」「自分の選択は正しいのだろうか」など不安な毎日を過ごしている方もいらっしゃると思います。


「不安」自体は危険から自分を守るために必要なものですが、「過度な不安」は減らせると良いですよね。

話は変わりますが、私は採血、病院の診察などがとても嫌いで、いつも不安になり、倒れてしまうことがありました。こんな大人なのにさすがにヤバいと思い、最近、メンタルクリニックの臨床心理士さんに相談をして「不安を小さくする」方法を教えてもらいました。


「創業」の話と少しずれてしまうのですが、日常生活でも活用できると思ったので、今日は、その「不安の対処法」をご紹介したいと思います。

1 7割の人が不安を感じている!
まずは一般論になりますが、ある調査によると「来週のプレゼンが不安です!」「将来の人生が不安です」など、「最近不安を感じている人」は7割以上に及ぶそうです。
※出典:ストレスフリー超大全

「創業」に関して見てみると、日本政策金融公庫の「2020年度起業と起業意識に関する調査」において、「起業関心層が考える不安(起業していない理由)」は、「自己資金が不足している」が46.8%と最も高く、「失敗したときのリスクが大きい」(34.4%)などが多くなっています。

新しいことにチャレンジするのはワクワクもしますが、心配事はつきませんよね。

2 そもそも不安の正体は?
では、「不安」の正体はなんでしょうか。
最近、私が読んだ記事によると、「アタマの中にある妄想」であると。

確かに、私たちは「プレゼンがうまくいかなかったらどうしよう」(将来を想像する)、「以前にプレゼンが上手にできず、上司に怒られたから、今回また怒られるかもしれない」(過去を思い出す)など、「現実(ファクト)」ではない「妄想」におびえています
「妄想」は「妄想」を呼ぶので、考えれば考えるほど「不安」に陥っていくという悪循環です。

3 不安への対処法
それでは、不安に対処するためにはどうしたらよいのでしょうか?臨床心理士さんにお聞きした内容等をご紹介します。

(1) 不安を紙に書き出す
「不安」と思ったら、まずは頭の中で考えていることを紙に書き出し、自分が何に対して不安を感じているのかを客観視します。「不安」は目に見えないので、放っておくと無限ループのように膨れ上がってしまいますが、実際に紙に書いてみることで、意外と不安に考えていることは少なかったり、たいしたことがなかったりする場合もあります。

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私の場合は、以前に採血や病院の診察などで具合が悪くなったことがあったので、
「以前に気持ち悪くなったから、また気持ち悪くなるに違いない」
「人に迷惑をかけたらどうしよう」といった不安がありました。

(2) 不安に反論する
次は、出てきた不安に反論します。「自分が考えている不安が本当に起こるのか」、「万が一その不安が起こったとしても何か問題があるのか」といった視点で不安に対抗していきます。

私の場合は、上記の不安に対し、
「具合悪くなっても死ぬわけではないから大丈夫」           「具合が悪くなって人に助けてもらっても、嫌われないから大丈夫」などの反論をしました。
 
(3) 今に集中する
反論が出来たら、あとは、今に集中し、意識を今に向けたり、今できることを実行します。不安の正体は「将来の想像」か「過去の経験」から来る「妄想」なので、「今」に集中することで「妄想」から解放されるようにします。
  
私の場合は、
「今の自分の身体は具合が悪くない」と診察中に自分の身体をリアルに確認したり、
「キライな採血の映像をじっと見る練習をする」など、今できることを行動しました。

(1)~(3)を繰り返しやることで、不安感が少しずつ少なくなっていきました。と同時に、こんなことを考えるようになりました。

〇「不安は妄想」なので、実体のないものに反応するのも無駄!
今、不安に思っても結果が見えるのは先。それなのに、今、あれこれ考えて気持ちが落ち着かなくなったりするのは無駄なんだ!

〇「現実(ファクト)」に集中できれば、不安はコントロールできる!
不安の気持ちをなくすことはできないけれど、「現実」(今)に集中すると、「将来」「過去」にとらわれなくなり、不安が小さく(コントロール)できる!

以前は「不安に支配」されていた私ですが、「対処法」が少しわかったおかげで、自分の「心」が少しですが強くなった気がします。        私の経験が中心のお話で、皆さんに当てはまらないかもしれないのですが、少しでも何かのお役に立てれば嬉しいです。


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