いずみ文子ワールドについて

今回は先日まとめた、いずみ文子の世界観における魔術やバーチャル関連についてを改めて書いておこうと思います。

魔術(魔法)とは

大気中に含まれる「魔力(マナ、エーテルなど個々人で表記揺れ有り)」を媒介にして使用される精神的、物理的現象。
催眠や夢、ダイブ界(個々人の魔術界を見ること)など精神に収まる範囲での行為を魔術、現実化や発火現象など物理現象を魔法と呼ぶ。ここではまとめて魔術と呼ぶ。

待機に含まれる魔力は物理的観測では見ることが出来ないが、それの存在を認知しているものが意識して大気を身体に取り込むと自分を魔術や魔法に適した身体に変性出来る。
ただし、その極意を知らない人間が稀に変性魔術状態になることがある。一般的に見られる怪奇現象やコックリさん、その他オカルト現象は偶然魔力を大量に取り込み魔術界にピントがあってしまったから起きたことになる。

魔術界とは

個人、または複数人で魔力を持って作る仮想の世界。PCでいう仮想デスクトップのようなもので、モニターがある(魔術に素養がある)ものでないとそれは認識出来ない。しかし、誰でも見れる言わば1枚目のモニターで見れるデスクトップがある。それが「夢」だ。

夢の中では空を飛んだり日を放ったり死んだ人に出会ったり、現実では不可能なことが出来る。それは紛れもなく魔術界で行えることであり、夢は全人類が共通して行える最低限の魔術だ。

情報界、バーチャル世界について

多くの人類が架空の存在として共通認知している魔術界、それが情報界だ。
ここ数年で出来た魔術界で、主にバーチャルYoutuberやVRSNS住人が住んでいる。

共通魔術界と言っても、大きな括りでのプラットフォームが同じなだけで、個々人で物理法則世界観を作っている零細空間から、現実世界とリンクする(現実で地震が起これば同様に起こる)大手空間まである。なので、魔王が複数人存在したり、生体の違う吸血鬼がいたりもする。

通常の魔術界は意識でのみ現実世界と繋がっているため不特定多数の人間が観測するには難しいが、情報界は各種SNSや配信プラットフォームでこちらから観測が可能。

さらに意思があれば相互で意識を情報界↔物理界で持って行けるため、物理界の人間が魂の入ってない情報肉体をアバターとして利用したり、逆に情報界の人物(人間以外も含む)が物理界のイベントに参加したり借りれる肉体があれば自撮りも可能になる。持ちつ持たれつといった形だ。

魔法とそれを禁止する組織

魔術、魔法は現在世界的に禁じられた技法であり、魔術に関しては規模が小さいためよっぽどの事をしない限りは黙認されているが、特に目立つ魔法(発火現象であったりポルターガイストであったり)の使用者は警察組織である「警視庁警備部虚空対策部」に目をつけられることになる。

これらの組織からは各種異能技術は「虚空現象」「虚空生命」「虚空技術」などと呼ばれ、対一般人の目に触れないために日夜対策活動を行われている。一般に流通している魔術書なども、虚対部の検閲の上である程度誤情報を交えているためそのまま行っても魔術はともかく魔法は発生しない。

基本的に虚対部の活動は書籍やテレビ、インターネットに本物の情報が流れていないかチェックすることだが、稀に「実際に虚空現象が起きた」場合は捜査を捜査一課、二課が赴きそれを鎮圧する。
捜査一課、二課の違いは本人が虚空技術を使用可能かであり、可能である捜査一課はこれまでの事件で保護された虚空使用者で捜査協力に応じた一般市民も含まれる。(これに応じない場合、記憶処理の後技能を封じられたり、完全に処理される)

いずみ文子とその関係者

これから記述されるいずみ文子は、物理界で各種アバターを操作する人間のいずみ文子と、魂の存在しない創造型Vtuberのいずみ文子(物理文子が操作しないといけない)の2人がいる。

まず前者だが、このいずみ文子は人間としての名前がある本物の人間、魔術師だ。表記は「山岸文子」とする。使用できる魔術は明晰夢、タルパ、ダイブ界の創造、少し催眠をかじっていたこともある。

後者の「いずみ文子」は山岸文子に創作されたVtuberアバターであり、情報界に移動関与する時の言わば乗り物である。あくまで外部装置でありアイデンティティが薄いため割とすぐ見た目が変わる。

その他、寺山と山岸(男性体)というアバターもあるが、こちらは山岸文子とは完全に異なるアイデンティティを持つ人物を模したアバターを彼女が勝手に利用しているだけである。詳しい説明は追々。

アバター型VTuberと擬似天然型VTuber、真祖型VTuber

簡単に説明すると、アバター型は情報界に移動しないVtuber(いずみ文子はこれ)で、擬似天然型は物理界で遠隔的に作ったアバターに入るVTuber、真祖型は物理世界に中の人が存在しないVTuberである。

たとえば、アバター型、擬似天然型、及び真祖型でも物理世界と世界がリンクしているVTuberは物理世界で自信が起こった場合それを体験出来ると言ったところだろうか。

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