水に浮かぶ花

水の心は誰も知らない
落ちる花弁は美しく、水の青さに身を任せ
そのまま遠くへ流れゆく
水面に映る私の顔は、刻一刻と老いてしまう
皺に刻むほどの記憶もなければ、愛もない
水の流れのその先に
どうか乗せて欲しい、私の心を
たとえ清らかな流れでないにしても


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