全ては一つを体感した日

まず、この日のことを語らなければ何一つ始まらない!と言うことで話したいと思います。


これを体験した日は、この疫病騒動が始まるまさに直前。日本にウイルスが入ってくるか来ないか。この件に関する報道がちらほら始まっていた頃の話です。

当時の私の現実は乗り越えなければならない問題だらけで、体調も崩していたし、精神的にもギリギリでとにかく疲れていました。

テレビから流れてくる「外国で未知のウイルスが発生した」という音をただ流しながら、もう疲れたよ…と、ボーーーーっとしていた時、突然スイッチが入ったように体の中がカァァァァっと熱くなる感覚があり、心拍数が上がるような血流が勢いよく増すような、感じたことのないような感覚が始まりました。

うまく言葉で言い表せないのですが、自分を自分だと認識している「体」という枠より意識の方がどんどん大きくなっていくような感じで、周りがやけに光って見えます。言い表し用の無い喜びを感じて、幸せで、どこまでも続く安心感と、ありがたいなぁと心底思える感謝を感じ、悲しくもないのに涙が勝手に溢れ出てきます。

どんどん広がっていく意識の中で、何故だか頭の中に、私が生涯の中で一番大っ嫌いな前の会社の上司の姿が浮かびます。 

本当に大嫌いで自分の中であり得ない存在だったのですが、その感覚の中では、大嫌いな上司も結局自分なんだよね。って思ってる自分がいるんです。とても愛おしい気持ちで、この人も私なんだという事実を『知っている』という感覚でした。

座っていた椅子やテーブルとの境界線が溶けて、自分と混じり合っている感じがしました。繋がってるというか、それすら自分という感覚…その感覚は自分と直接接している物だけではなく、周囲のもの全て、なんなら家の外も、そのまた先も、世界全てのものと繋がっている感覚。別なものだけど一緒なんだと言う感覚。

目の前にみえている景色から意識が地球を一周してぐるーーーっと回って、私の頭の後まで来ました。その後ろにきた意識と頭の設置面すら溶け合っている感覚(ごめんなさい、訳わからないですよね、ほんと説明が難しいのですが感覚の話として聞いて頂けると)で、とにかく全てが一つという感覚です。頭の後ろ側の景色もみえている感じがしました。目で見てるというより脳裏に写っているって感じでした。

始めての感覚で、何が起きているか分からない一方で、安心してこの感覚に身を委ねられる自分がいました。次第に周りの光は落ち着き、我に帰る?みたいな感じでまた通常の感覚に戻ったのですが、そこから2日間くらいは周りがいつもより光って見える現象と、ふわふわした感覚、多幸感が強かったです。

光って見えるとは、そのものが電球のように明るいという感じではなく、その物体を構成している粒子のようなものが一つ一つ光であって、その光の度合いが目に見えるほど大きくなって増した。と言う感じでした。

そして不思議なのが、その体験に全く疑問を持たず、自分でまるっと受け入れていた事です😅怖いなぁとか、なんだったんだろう?とかの感覚はなく、例えるなら、「昨日は雨だった。」くらいのなんでもない感覚。

それからしばらくした後で、私と似たような体験をしている人がワンネス体験としてYouTubeにあげているのをみて、え!これって私が感じたやつと酷似した体験!この感覚、分かる!となり、もしかしたら私が感じたのもワンネスだったかもしれないなぁと、知りました。改めて貴重な体験をしたのだと認識したんです。

その体験はその時の一度だけで、日常に慣れていくと、その時感じた事が遠い感覚になってしまいました。

ですが、この体験が私に与えた影響というのはとてつもなく大きなもので、見えない世界に興味を持ち、調べ、いろいろなことを思い出していくきっかけとなったことは確かです。

あれから二年以上経った今、ようやっとこの体験の意味みたいなものが腑におち始めています。

まずは、目に見えない世界や精神世界、スピリチュアルなことを私の体験や記憶を通して伝えていくこと。まだまだこういったことについてくる信じたくない気持ちや、胡散臭さ(笑)みたいなものを少しでも払拭していくこと。

私も全く信じられなかったし、怪しいと思っていたし、偏ったイメージがあったからすごく分かるんですよね。信じたく無い気持ちも、信じれない気持ちも。

でも、これまた自分が体験してしまったからもう無いとは言えないんですよ。かといってこれが正解だ!!って押しつける気持ちもありません。

し、正解って何を持ってそういうのか。それが今の段階で分かる人ってのは人間やってないって感じもするんですよね。

ある人にはある世界。無い人にはない世界。それでいい。

しかし、これからくる時代っていうのはもうこういう世界を知らずしては歩いていくのが辛くなってくる時代なんじゃ無いかなって思うんです。完璧に信じなくてもいいから、ある程度自分の中に受け入れるスペースみたいなものを作っておければ、柔軟に対応していけるのかな。と😙

もう流れが精神的なことが重視され、どんどん精神性を上げていく世界に舵を切っているから。何も怖いことや、焦る必要はなくて、ただ、本来の姿に戻っていけばいいんだ。そう思っています。

あの体験の中で知った大きな大きな愛。全てが許されて、安心で、ただただ光と喜びに満ちた大きな、大きなその中に私たちはいるんです。みーんなそうです。誰一人として余すことなく、私も、あなたも、一つであり、愛です。(こんなこと言ったって分からないのも、怪しいのも、怖いなって感じる人がいるのも分かる🤣)

私たちは大丈夫。その大きな愛に気づき、一人一人がただ安心して笑っていられる世界になりますように。



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