見出し画像

2022年 27/100冊 本を読む

年間100冊読むぞ!目標に向けての27冊目。

『[新版]日本国紀(下)』著者 百田尚樹

IMG_4470 大

(“単行本のページ数換算 0ページ” って何を意味しているのだろう???)

 幕末で終わった上巻からの続きとして、下巻は明治維新でスタート。それまでのゆったりとした物語から、激動の時代を一気に駆け抜けていく。社会科の授業だと3学期に入ってしまったのになかなか終わりが見えず、そして説明が難しく、年表だけを追いかけていくあたりかも。。。

 黒船が来航した1853年からまだ170年弱の間に起こった変化は異世界に迷い込んだようなもの。着物から洋服に変わり、算盤は計算機を経てスマホへと変化した。大政奉還、五箇条の御誓文、廃藩置県、国内・海外の幾度もの戦争と景気の移ろい。海を渡って直接会いに行かなくても、顔を見ながら話ができるような社会になるなんて。

 その中で日本が経験した近代化・産業化は、当然成功もあるし、失敗も、なぜこの判断がくだったのか?と今となっては理解し難い内容もある。
歴史はその視座、視点によって全く異なる話になるし、解釈は多様。真実がどこにあるのかなんて誰にもわからない。ただ、この激変の世の中をしっかり生き抜いた先人達への尊敬があるだけ。

 2022年、今起こっていることは後世にどう伝えられ、どうやって受け取られるのだろうか。

#年間100冊

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?