2022年 32/100冊 本を読む
年間100冊読むぞ!目標に向けての32冊目。
「あたらしいお金の教科書」著者 新井 和宏
「共感資本社会の実現を目指す」株式会社eumoの代表取締役 新井 和宏さん(鎌倉投信創業者)の最新著は子どものうちから学んでおきたいお金についての教科書。
「はじめに」、の「知ったかぶりの大人たち」という言葉にまずガツンとやられ、かわいいイラストとわかりやすい説明・ご自身の経験に基づいたお話に引き込まれ、今までいかにお金について考えないできてしまったかに呆然とする一冊です。
そして、この本があの、歴史教科書の山川出版社から出ているというのが、なんとも言えず嬉しい気持ちになります。赤い「日本史」と青い「世界史」、懐かしい。。。
お金が生まれた理由やクレジットカードやローンを使用するメリットデメリット、働くことへの対価と幸せ。この年になっても説明できる理解度まで到底及んでいないことに焦りを感じます。
「お金ってなんだろう」「お金にできることできないこと」「幸せなお金の集め方」「幸せなお金の活かし方」「お金の動きをつかむと何がみえるのか」「これからのお金を考える」これを子どもの頃から考えられていたら、生きていく道が確実に変わると思うし、ぜひ学校の授業でやってほしいな。
『「お金のために働く」から「自分を生きるために働く(お金を手に入れる)」という違いを感じ、将来に役立ててもらえたら幸い』
社会が大きく変わろうとしているこの時期、大人世代こそ読むべきなのかも知れない。
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