デメリットの話

と、いうのを会社で話してたら丁度見えたので。

果たしてデメリットというのは何を言うのか。

結果的に言えば「どうやってもこれ以上代替えの利かないマイナスなもの」

だと思います。うん。

人間の脳みそはとても繊細に且つ振り切ってしまえばとても都合よく解釈してくれるものなので、何かしよう!と思った時のデメリットって実際は大体代替えで何とかなるもんです。

少し前に社畜で死にかけてた時、友人に「なんで仕事辞めないの?辞めたほうがいいよ」とか一部の友人には「のれんに袖押しだって分かってるけど」と前置きされたくらいに頑固な私でした(すまんかったってありがとう)

なら、何故辞めなかったか。というと私の中でデメリット、つまり「どうやってもこれ以上代替えの利かないマイナスなもの」が一つだけ明確だったんです。

例えば仕事を辞めるとする。

ぱっとデメリットをあげると

・収入が不安定になる

・次の仕事を探すストレスと決まらないまでの不安がある

・金銭的なストレス

あたりでした。まあ七割金。人生割と金です。愛はお金で買えないけれど、サービスはお金で買える派です。

でも実際よく考えてみたら

・収入が不安定→実家暮らしなので水光費、家賃滞納でライフラインの停止は最悪免れる

・次の仕事~→言うほど「職業」へのこだわりがなかった(特に専門職の資格も持ってないし、今の仕事も給料が良かったで入ったので。別に休み取れればなんでもいい派)

・金銭的なストレス→退職金があれば(勤続年数長いので割とでます)、なんとかやっていけそうじゃない?むしろ時間が今より出来るなら時給換算したらありじゃない?

と。あれ?そうでもなくない?

”今の生活を水準にすればデメリット”だけれど”生きていけない程のデメリットではない(代替えが効きそう)” という感じに。


なら、何がデメリットだったかっていうと私は元々環境への耐性が非常に低いんですね。新生活とかストレスになる人。めっちゃ楽しむので、楽しいのも実際心にはストレスじゃないですか。ナチュラルハイみたいな。1か月ナチュラルハイで過ごしたらそりゃ具合も悪くなる。そんな感じです。

ここは、どうあがいても代替えが効かないので、1つ目のデメリットでした。

そして、私の中でどうしても、これを途中で投げ出したくないって意地がありまして。厄介な意地なんですが、実際私が一番デメリットに感じて、”代替えが効かない”と思ったものはここだったんです。

端的にいえば、これが出来なくなった自分を愛せなくなるだろうなーって。

生活も仕事も代替えはできる、けど自分のこの感情だけはどうしたって目の前の事以外代替えがきかない。だから私が今仕事を辞めるデメリットはこれだ!だったらやるしかない、ってあれでした。うん、結局シンプルで人は矜持以外のものなら、お金や時間や、ほんの少しの思考の変化で、代替えは効くのかもしれない。


というような話をしてました。会社でスイカバー食べながら。

ところでいつも箱買いするとメロンバーだけ残りますよね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?