Exponential Audio製品の認証方法について
Exponential Audio(以下EA)は、iZotope社のリバーブで、以下の製品が該当します(EA全製品リストはこちら)
・PhoenixVerb
・Excalibur
・R4
・Nimbus
・Stratus
EA製品はiLokを使って製品認証を行います。買収する前に開発されていたこともあって、ポータルには対応していません。
以下にEA製品の認証手順を書いてみましたので、ご参考下さい。
1. iLokアカウントをお持ちじゃない方は、こちらからiLokアカウントを作成
2. iLok License Managerをダウンロード〜インストール
3. iLok License Manager上でEA製品を認証
4. iZotopeアカウントへログインし、こちらからEA製品のインストーラーをダウンロードしてインストール
できましたか?
#4でインストーラーをダウンロードされる際 、「通常版」「Surround版」「3D」版を間違えないように!
全て完了したら、DAWのプラグインリストに「Exponential Audio」カテゴリーが追加されているはずです。
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Exponential Audioについて
Michael Carnes(マイケル・カーンズ)氏によって設立された、アルゴリズムベースのリバーブを開発する会社。
クラシック作曲を音楽院で学んだカーンズ氏は、その卓越した音楽と開発の才能を買われ、Lexicon社の社員として伝説の名機「960L」や「PCM96」、他にもプラグインの開発に従事していました。その後Lexicon社から独立し、Exponential Audioを創設するに至っています。
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iLokについて
iLokは「PACE Anti-Piracy, Inc.」という会社が開発したライセンス認証システムで、市場へ出回っていた海賊版への対策に作られました。非常に強固なシステムであるため、多くのソフトウェア開発会社から支持を得ています。(実はヘルスケアソフトなどにも使われています)
以前は「iLok USB」にソフトのライセンスを保存し、そのUSBをコンピュータに挿していないとソフトが使えないという仕様だったらしく、スタジオに到着したのにiLok USBを自宅に忘れてしまって泣く泣く往復…という逸話や、iLok USBを紛失して路頭に迷うアーティストの悲劇をよく耳にしたそうです。
そんな方々の声が届いたのか、コンピュータ本体認証が可能になり、さらにiLok Cloudが発表されるに至りました。iLok Cloudを使われる場合、使用されているコンピュータが常時ネットに繋がっている必要はありますが、USBと格闘する日々と比べたら非常に便利になったのではないでしょうか。
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