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加湿器を使わずに部屋の湿度を上げる方法 12月−8

 適度な湿度が必須の冬のお部屋。ただしい加湿方法で快適に暮らしたいものです。

 ただ、加湿器は電気を使いますし、本体も安いものではないため、個室すべてに設置はできないもの。加湿器がない部屋も、小さな工夫でちゃんと加湿をしておきましょう。
 簡単なのは、洗濯ものや、濡らしたタオルを干すこと。寝室の寝具のそばに濡らしたバスタオルを一枚干すだけでも、部屋の湿度は上がります。

 また、観葉植物を置くのも効果があります。小石を敷いたトレーなどに水を張り、その上に植物の鉢を置くと、水やりもラクですし湿度も上がります。同時に、時々植物の葉に霧吹きで水を吹きかけることで、加湿器を使うような効果も得られます。
 その他、エアコンの吹き出し口近くに、水槽やアクアリウムなどを置くのも効果が。インテリアとして楽しみながら、湿度コントロールができますよ。

乾燥した部屋を一気に加湿したいなら

 いずれも、冬場の閉めきった室内には湿度計を置いて、こまめに室温と湿度をチェックすることが大切。加湿機にも湿度センサーがついていますが、頼りきりで電源をつけたままでは電気代もかさみますし、運転音も気になります。湿度が高くなりすぎてしまった時は加湿器を止め、換気をして部屋の湿度を下げましょう。

 乾燥しきってしまった部屋を一気に加湿したい時には、湯船に湯を張り浴室のドアを開けたり、鍋ものなどのテーブル調理をすると一気に湿度を上げることもできます。また、就寝時は部屋全体を加湿するより、マスクをして寝るほうが効果があることも。

 さまざまな方法を組み合わせて、快適な湿度で健康的に冬を過ごしたいものですね。

■ 季節のくらし仕事ー小さくてやさしい家事 冬 by izoomimomose

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