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床の素材の選び方でおそうじの方法も変わります 9月−2

 フローリングはおそうじがしやすいということで人気ですが、一方で表面がつるつるのため、そうじをしてもまた、すぐ埃が舞い上がるというデメリットもあります。特に、掃除機を使うと排気で埃が部屋中に充満してしまうということも。床材の表面は、つるつるしているよりも、多少摩擦を起こして埃を維持してくれるほうがよいのです。
 また、濃い色のフローリング材は足跡も目立ちやすく、結果的に拭き掃除の頻度が増えることも。実際にには、コーティングが施されているフローリング材は水拭きで痛むこともあり、乾拭きを勧められていることも多いので素材をよく確認しておそうじ方法を決めましょう。

 寝室など、寝具でホコリが立ちやすい場所には、毛足が短いカーペットのほうが、空気中のホコリの対流を防ぎ、健康面でも利点があると言われています。カーペットのそうじは面倒と感じがちですが、埃が舞い飛ばないことで結果的に家具などのそうじの頻度を減らすこともつながります。
 寝室では空気清浄機を使うことで、さらに埃の発生を防げます。健康面でも、掃除の視点からも効果的です。

 居間は、簡単に貼れるコルクタイルでDIYをしてみるのもおすすめ。フローリングより汚れが目立たず、ホコリも立ちにくいのでそうじが楽になりますよ。

 おそうじを頑張る前に、頻度を減らす部屋作りの工夫を。結果的におそうじで使う電気や水などの資源も減らせて、一石二鳥ですね。

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