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室内干しを短時間で済ませるコツ 3月−3

 花粉の季節は洗濯物も部屋干しが増えます。冬の日差しが少ない日々や、梅雨の雨降りが多い時期など、一年の中には外干しができない日、かなり多いんですよね。雪の多い地方なら、さらに増えます。

 それなのに、お洗濯のデフォルトが「外干し」? さらに、せっかく買った高い洗濯機に乾燥機能がついているのに、それを普段はほとんど使わないという人も、多いんです。
 「電気代がもったいない」「衣類が痛む」「時間がかかる」というのがその主な理由。日本の洗濯事情、いま、かなり混乱期にあるように思います。

 確かに、乾燥機は衣類の縮みやしわ、静電気などの問題もありますし、電気代がかかるのも確かですから、ここでは上手な部屋干しのコツを考えてみましょう。

 まず、洗った洗濯物は脱水を長めに行い、洗濯機に乾燥機能があるようなら5分ほど運転させ、洗濯物を熱くしてから干してみましょう。広げたときに水分が蒸発して乾燥が早まり、細かいしわも伸びるので一石二鳥です。
 また、洗濯物の間に風がよく通るよう、なるべく干す間隔をあけ、ズボンなども中に風がよく通るように広げて干すことも大切です。

 部屋に湿気がこもるとカビの原因になってしまいますので、夜に洗濯をした場合は、洗濯物は洗面所か風呂場に干し、換気扇をまわして寝るようにすれば、夜間にある程度の水分が蒸発してくれます。

 翌日、天気がよければ窓際に移動させて日光によく当てましょう。もし翌日の天気があまりよくないようでしたら、エアコンの除湿機能や、除湿器がある人は運転させながら干すと乾燥時間を短縮することができます。
 居室している人たちの体感温度に影響がないのであれば、サーキュレーターや扇風機を洗濯物に当てるようにして干します。この際、洗濯物の下に新聞紙を敷いておくと、余分な湿気を吸い取って乾燥を早めてくれるとのこと。ただ、美観としてあまり素敵なものではないので、これはほどほどにとも思います。いずれにしても、部屋干しをするときは部屋の換気に十分留意してくださいね。

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